BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

2008年07月

(特にお気に入りの作品を太字で表示)


■購入リスト(順不同)

Moralist S.S. / Lillies and Remains
GAME / Perfume
IN GHOST COLOURS / CUT COPY

DE DE MOUSE / sunset girls
空気公団作品集 / 空気公団
ネガティブハッピーチェーンソーエッヂコンピレーションアルバム
SUBSISTENCE / SUBSTANCE
Girls Pool / butterfly in the stomach
シフォン主義 / 相対性理論
PERSONA3 Original Soundtrack
MUSIC FOR AN ACCELERATED CULTURE / HADOUKEN!
あっ、ども。おひさしぶりです。 / GReeeeN
Eclectic / Svoy
TEXAS / PLAYRADIOPLAY!
goodbye / Ulrich Schnauss

(以下、中古品を購入)

堂島孝平 / 堂島孝平楽団デビュー
Heavenly・Punk: Adagio / 七尾旅人

雨に撃たえば...! disc2 / 七尾旅人
Def Tech / Def Tech
Friends of longstanding / DOMINO88
ソノリテ / 山下達郎
savage garden / savage garden
CAKE;LAKE / NANANINE



■レンタルリスト(順不同)

ワルツを踊れ / くるり
球体の奏でる音楽 / 小沢健二
green chord / ACIDMAN
Solid State Survivor / Yellow Magic Orchestra
Scratch / 木村カエラ
平成風俗 / 椎名林檎×斎藤ネコ

to be or not to be / カラーボトル
music has the right to children / Boards of Canada
ORANGE RANGE / ORANGE RANGE
COLTEMONIKHA / COLTEMONIKHA
NIKKI / くるり
セカンド・ステージ / 小久保淳平
僕らをつなぐもの / 秦基博
EXPOSED / BOOM BOOM SATELLITES
You can make it / DJ KAWASAKI
From a smalltown / GRAPEVINE
the fine day never last / fact
5+2=11 / H ZETT M
DIVE / 坂本真綾
30 minutes night flight / 坂本真綾
AFTER THE RAIN / ナイス橋本
AROUND THE WORLD / 鈴木亜美
Cherish You / 松たか子
Confessions on a Dance Floor / MADONNA
Every Single Day COMPLETE BONNIE PINK (1995-2006)
PANORAMA VISION / Caravan
X&Y / Coldplay




この半年間の、僕の音楽嗜好の最大の変化と言えば、
洋楽の重要性が高まってきたこと。

エレクトロニカとその周辺の音楽に深く入れ込んでいく中で、自然と言えば自然な流れではある。これまで洋楽では、有名なミュージシャンのアルバムしか買ったことが無かったのに対して、今年はタワレコのレコメンドを参考にして積極的に探しにいくことが増えてきた。質よりもリアリティを求めるスタンスは変わらないので邦楽の優勢は変わらなかったけれど、これは大きな変化だと思う。




■2008年1~6月に観た映画■

評価:  高 ← ★ ◎ ○ △ × → 低



映画館ほかスクリーンで観た作品
(鑑賞順:計28本)


○ ALWAYS 続・三丁目の夕日
★ グミ・チョコレート・パイン
○ ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッヂ
△ DECK 子どもたちは海を見る <タイ>
★ FROZEN TIME <英>
△ 人のセックスを笑うな
○ リアル鬼ごっこ
◎ ピアノの森
○ 拍手するときに去れ <韓>
△ Genius Party
◎ Mr.ソクラテス <韓>
★ カンナさん大成功です! <韓>
★ 奈緒子
○ 俺たちの明日 <韓>
○ ぼくたちと駐在さんの700日戦争
○ ひぐらしのなく頃に
◎ 神様のパズル
◎ <ゲキ×シネ> メタルマクベス
★ 秘密結社鷹の爪 THE MOVIE ?~私を愛した黒烏龍茶~
× 僕の彼女はサイボーグ
△ パレスチナ1948 NAKBA
○ アフタースクール
◎ ぐるりのこと。
△ 国道20号線
◎ 雲の上
○ Ra -X Boarders- <豪>
○ DIVE!!
○ CITIZEN DOG <タイ>


アメリカ映画が1作もない。
僕のハリウッド嫌いを如実に表すリストになってます。




☆第3位☆

 FROZEN TIME

 http://www.frozen-time.jp/


コメント 

失恋によって不眠症に陥ってしまった主人公の妄想を、
美術的バックグラウンドを持つ監督によって映像化したイギリス映画。

彼女に叱られて物を投げつけられるシーンがスローモーションに。
雪振る街角がストップモーションに。
ハマりました。

原題「CASHBACK」はレジ係の新恋人を示しているのだと思いますが、
邦題もこの作品のセールスポイントを的確に示しています。



☆第2位☆ 

 奈緒子

 http://www.naoko-movie.com/


「14歳の母」「恋空」で昨年ブレイクした三浦春馬。
駅伝のトップランナーは、線の細い彼にとってまさにハマリ役で、
走るときの細かな表情も、長い芸歴で培われたもの。
1990年生まれの彼の良さが最大限に活かされた主演作です。


一方で、複雑な心情の奈緒子を演じて見せた上野樹里。
「のだめ」の強烈キャラ、「ラスト・フレンズ」のレズビアン役と、
利き幅の広い女優だなと思います。



とにかくこの映画で良いのは、走るシーン。
原作コミックのストーリーの素晴らしさが、動的に上乗せされるのです。
この「緊迫感」の発見は、僕にとって今年上半期最大の収穫で、
他の作品ですが「リアル鬼ごっこ」等でもポイントになっているものです。



☆第1位☆

 秘密結社鷹の爪 THE MOVIE ?~私を愛した黒烏龍茶~

 http://www.takamovie.jp/

コメント

サントリーに「ネーミングライツ」を購入してもらい、
映画史上初めてタイトルに適用されたとして、ニュースにもなっていました。

プロダクトプレイスメントを敢えて積極的に実施し、
そこから展開されるギャグがこの映画の重要なエッセンスです。

制作費予算の残額を示すゲージが、画面の右端に常に表示され、
スポンサー名や商品が劇中に出てくるとゲージが回復します。
このアイディアが、僕のココロを虜にしました・・・。

あと、泣き所もちゃんとあります。最高です!





DVDまたはテレビ放送で観た映画
(鑑賞順・計11本)


★ リリイ・シュシュのすべて
○ DEATH NOTE the Last Name
○ クレヨンしんちゃん 歌うケツだけ爆弾
★ 家族ゲーム
★ 夜のピクニック
★ ビルマの竪琴
◎ TWO LAPS RUNNERS
○ アキハバラ@DEEP
★ パッチギ!
★ ワンダフルライフ
◎ さくらん


「夜のピクニック」は、歩行祭の終盤、
朝方の川沿いの道を歩くシーンが印象に残ります。
出演者に今年活躍目覚しい人が多いので、観たタイミングもベストでした。

「パッチギ!」は、スタジオで塩谷瞬が「イムジン河」を歌う
シーンで号泣してしまいました。不覚でした。

是枝監督の「ワンダフルライフ」は、物語の設定が秀逸。
死んでから天国へ行くまでの7日間の間に、天国へ持っていく思い出をひとつだけ選ぶ。
そしてその思い出を、みんなで再現して、フィルムに収める・・・。
この作品が海外での高評価がなければ、
「誰も知らない」のカンヌ最優秀男優賞も無かったかも・・・。






昨年の夏の終わりから徐々に劇場で映画を観るようになって、
でも自分のツボを見つければ、もっと効率的に映画を楽しめますよね。

それで、今年上半期を、好みに合う映画のタイプを見極める時期と
位置づけ、色んなジャンルの作品を鑑賞してみたのです。


■韓国作品

4作鑑賞しました。すべてヒットでした。
なお、恋愛映画は、メロドラマ的展開にもう辟易なので観てません。
サクセスストーリーでは主人公の心情を印象的に描く作品が多そうです。

韓国人監督の「僕の彼女はサイボーグ」は最悪でした。
設定にリアリティを求める僕にとって、
韓国作品全体としてはドキュンが多いと思われます。


■ドキュメンタリー

3作鑑賞しましたが、いずれも途中で寝ました(笑)

考えながら観たいのに、構成がどれもわかりづらいんです。
NHKの作るドキュメンタリーを見習ってほしい。

あとは、暗くないところで観たいです。


■アニメーション

長編2作、短編8作を観ました。
短編に限っては、気に入るのはコメディだけでした。

押井監督作品のようなSFモノがもっと観たいです。






総合的に考えると、僕が映画を気に入るポイントは、

「音楽」「映像美」「スポーツ」「家族の変化」

という考えに辿り着きました。


■音楽

劇中でテーマ音楽が効果的に流れる作品
 ・「グミ・チョコレート・パイン」
 ・「Ra -X Boarders」
 ・「リリイ・シュシュのすべて」

劇中で登場人物が音楽パフォーマンスで魅せる作品
 ・「ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッヂ」
 ・「ピアノの森」
 ・「カンナさん大成功です!」
 ・「神様のパズル」
 ・「メタルマクベス」
 ・「ビルマの竪琴」
 ・「パッチギ!」
(けっこうありますね・・・)

結局、NO MUSIC, NO MOVIE ってことですね。
MUSIC FREAKの僕にとっては外せない要素です。



■映像美

 ・「FROZEN TIME」
 ・「ひぐらしのなく頃に」
 ・「リリイ・シュシュのすべて」
 ・「夜のピクニック」
 ・「ビルマの竪琴」

登場人物の心情の反映として映像が使われるよりも、悲しい場面で、
そのやるせなさを強調するためのコントラストとして
美しい情景が用いられることの方が多いのではないでしょうか。
これも発見でした。



■スポーツ

駅伝の「奈緒子」、高飛び込みの「DIVE!!」のほか、
サーフ映画も観てみました。

コメディタッチの作品よりは、
恐怖感だったり、実力差に対する絶望、才能への嫉妬など
微妙な心境の変化がきちんと描かれる作品の方が好きです。

スポーツを肉体感覚のあるものとして拡大解釈すれば、
「リアル鬼ごっこ」の逃げるシーンとか、
人を殴る感覚をきちんと描いた「Mr.ソクラテス」「雲の上」
を気に入った理由も説明できるかもしれません。



■家族の変化

登場人物が置かれた危機的状況として、家庭環境の変化や、
家庭崩壊、愛情の微妙な変化などをモチーフにして、
それが社会的アイロニーとして描かれる作品も、僕のココロを打つのです。

 ・「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
 ・「ぐるりのこと。」
 ・「家族ゲーム」
 ・「俺たちの明日」

このポイントに気づいたのは、「ぐるりのこと。」を観てから。
特に派手な見どころが無いのに気に入ってしまったのは、
この「家族」というテーマが、自分にとって身近な問題だから。
そう思うのです。



2008年4月期のヒットドラマ「ごくせん」と「ROOKIES」。

土曜日放送で激突した学園モノですが、どちらも主題歌が、いーんです。


Aqua Timezの「虹」。

「二つの空がやっと やっと 一つになって
僕らを走らせるんだ」





実は僕、この部分の歌詞を知る以前に、こんな言葉を考えてました。


「キミたちの情熱は 青空の下でひとつの虹になる」


5月のスポデー当日、この曲を使用したムービーにインスパイアされて
お馴染みのくすだまの垂れ幕に書いてもらった言葉です。

(大手を振ってクサい言葉を書けるので楽しいんです♪)

青空とは、当日の雲ひとつない空を指し、
ひとつというのは、会場の都合でバラバラに活動するSD委員が、
すべて終わった後にひとつの場所に集まれることを、
虹というのは、みんなの個性が集まる楽しい場所のことを示しています。

(スポデーへの愛が溢れてます。すみません・・・。)




垂れ幕に書く言葉を考えていたとき、
一方でゆうじ達が出した案が、GReeeeNの「キセキ」の歌詞でした。



こちらの曲を、今頃になってすごく好きになってしまっています。



GReeeeNの最新アルバムも買ってしまいました。



おっきな夢や、目の前に立ちはだかる課題に、
真剣に取り組もうとする勇気をくれる曲です。



その負担が大きすぎるこの時代、
何かを達成することを諦めてなあなあに日々を過ごしてしまったり、
虚構の世界に逃げてしまったりすることが多くなっていると思います。


この曲は、逃げてしまった人には響かないのではと思います。


逃げそうになって、でもギリギリの所で踏ん張って耐えてる。

僕自身、そういう所にいるんだと気づき、
もっとがんばろう、やってやろうと思えるんです。



いいな、コイツら。


上地雄輔のブログ携帯


1000万アクセスとかコメント数2万とか、尋常じゃない数字を出し、
世界で初めてギネスに認定されたブログ。






オレもよく読んでます。






仕事帰りの電車の中で、くたくたに疲れてるのに、
シートに座れず立ったままアクセスして読んでみたりします。







読みながら、泣きそうになることが何度も、あります。












彼には、人を強力に惹きつける天賦の才があるのでしょう。




書いてる言葉は、ひょっとしたら
ありふれていたり頭悪かったりするのかもしれないけど、

各メディアで見せる彼の姿や行動と重ね合わせると、
彼にしかできない何かがあると強烈に感じさせるのです。









そこに記されていくのは、全力で働き全力で遊び全力で誰かを想うこと。



誰だって、勿論オレだってそんな風に生きられたらと思う。

それを上地雄輔が、今、やってのけている。



だから、心から彼を応援したいと思うし、

それならオレもがんばろう、明日も全力で働こう、って思うと、

何だか泣けてくるんだ。








オススメは、小泉孝太郎と2人でどこかの街を遊び歩く
「孝太郎が行く」という火曜深夜の番組。



上地の無邪気な言動に、すごくホッとするんだ。








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