4月29日のライブレポ。
カルチャーがクロスしていく瞬間を楽しめた。

RE: form Jazz サウンド・オブ・ギグメンタ2014


イベント概要はこんな感じ

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『RE: form Jazz』

ジャズメンとビートマエストロたちの供宴!

且つて最先端の音楽であったジャズ。既に歴史化されて久しいこの音楽を、現在の文脈において”使える”サウンドに再構築していく試みを行う。

まずは菊地成孔率いるスペシャルバンドが、ジャズの生演奏を披露。続いて、それらのジャズ音源を素材に、ビートメーカーたちにリアルタイムでビートメイキングを行ってもらう。制作時間はわずか90分。記録されたジャズに対しては、あらゆる解釈が許される。果たしてどのようなビートが再生成されていくか?今、ここでしか生まれ得ない現在進行系の音楽としてジャズがRE:formされていくプロセスを目撃してほしい。

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タイムテーブルとしては、ジャズバンドのライブが1時間→DJタイム→批評家トーク→トラック披露の順。
お客さんの入りも盛況で、入口あたりに人がたまって動けなさそうな状態でした。


菊地さんは超有名ですが、ライブは初見。
そのライブで垂涎モノだったのは終盤の7拍子の曲。7拍子って!すごかったほんとに。
細胞がうねったとでも言えばいいかね。

ライブ後に思ったのはこんなこと。






前々からDTMはちょっとやってみたいなって思ってて、
10人以上のDJがビートメイキングする様子を観察(笑)できたのがおもしろくて!

成果物については、使いやすい素材は被ったりもしたけど、やっぱり料理だなと。
味付けによって全然違う味わいになるのね。
うどんもあったかいのと冷やしのとで感じるものが断然に異なるけど、
サンプリングも、クールにしたりホットにしたりと自由自在。
自身が得意とするのではないような雰囲気に仕上げたチャレンジングなDJも複数いて、
そういう「暗黙のルール」や「スタンダード」を突き破ることこそが称賛される雰囲気が素敵。

ジャズにますますハマりそうになるイベントでした。