最後なんだって思ってたのは何日か前まで。

当日は「史上最高のスポデー」にすることだけを考えてた。


第29回筑波大学秋季スポーツ・デー、終了しました。

前出の記事にも書いたけど、
今回は本当にアグレッシブに新しいことに挑戦したり、
貪欲に運営改善が図られたりしたスポデーになりました。

そして3年ぶりに本格的に雨が降ってしまったスポデーでもあり・・・
それが、個人的には達成感を高めるハードルになりましたが。




風で折れたけど二日間スポデーを彩った虹色アーチ

無絃塾やラジオ体操など魅力あるプログラムが中止された開会式
それでも体操部の軽いパフォーマンスには歓声が上がった

1日目中止を余儀なくされたキックベース、試合開始が遅れたサッカー
本部と会場を行き来する、めずらしく忙しい委員長

人手不足に悩まされながらも参加者を楽しませたスポーツ・フィールド

地震ふたたび 電話をかけまくる薫子 賞状を書く俺
そして嵐の後の輝ける朝日

水びたしのグラウンド サッカーのトーナメントを組みなおす俺

参加者を満足させ、成功だったといえる缶けり
スポーツにおけるアイデンティフィケーションのドラマ性を考えた

どろんこたち 「試合をやらせたい!」

不正出場取締りの強化と新たな問題点

主役は交代 時間がなくて準備にあせった駅伝

狙い以上にうまく、なごやかに行われた閉会式

広報係のすばらしいフットワークと感嘆のスピード結果報告

中身の凝縮された本編は大撤収を長引かせた

ずるい映像 ここから泣きのテンションへ
プチ打ち上げは一次会だった なんだかすでに酔ってた

狭い宴会部屋に90人 ビールとキスの味
宣揚歌を唄ったことはなぜか覚えてない




いろいろありすぎた二日間だったよ。

でね、思えたのがこんなすばらしい事なんだ。

「最後になって、自分にとっての完成形にたどり着いた。
しかも、それが自分の知らない所でスゴいことをやってくれる
頼もしい仲間たちによって実現できたということが
委員長という立場にとって何よりもうれしいこと。」



溜まりに溜まった洗濯物の中に、
水色、ピンク、黄色のスポデーTシャツがあって
それを干しながら、3年間をプレイバックした。

突進の青の時代
熱意の赤の時代
最高の黄金時代



これで終わりなんだ。
でも、もう、何も悔いはないんだ、ほんとうに。
完全に満足してる、不思議なほどに。

ここにジ・エンドを迎える、スタッフとしての俺のスポーツ・デー。

それを通り越した今、世界は新しい。
こっちから見るスポデーもいいもんだ。