アルバイトで今、千枚単位の源泉徴収票を扱ってます。

とっても地味な事務労働だけど、意外とスキかも。
源泉徴収票って、その人の人生を深読みできるんだ。


名前、住所、生年月日、年収、扶養者、勤務先。
(性別は書かれていない)
個人の生活状況を規定する情報が盛りだくさんなので、
いろいろ想像できちゃうんです。
被扶養者の場合は不十分だし、子どもの年齢とかまではわからないので、
どっちかと言えば、その人がこれまでどんな人生を歩んできて、
いまどういう状況にあるのか、という個人史の妄想になります。

自分と同じ昭和59年生まれの人がいくら稼いでるのかも気になります。



この仕事をしてて感じたのは、
はたらくことがどれほどその人の生活に影響を与えるかです。

源泉徴収票って、本当になんでもない紙切れでしかなくて、
味気なく文字や数字が並んでるだけなのに、
こんな風に人生までも垣間見せる。

人間は、はたらいて稼いだ金で生活してるんだってこと、
紙切れから実感してしまいました。