気の合うヤツがどこにいて、どんなタイミングで仲良くなるかなんて、
予測できるわけもない。


最近、まあ会社の同期なんだけど、本質的な話のできる友達ができたのだ。(本質的、というのは、身の回りに起こるテーマについて客観的に意見を述べ合う、という意味。)

いろいろな事象について話す、というよりは、例えば彼の恋愛話から客観的な人間論へ自然と話が展開して、そういう抽象的なテーマに深く切り込んでいくような感じ。





そんな話の中で思いがけず言われたのが、

君って、よくばりなんじゃないの?ってことだ。



昔からなんだけど、ちょっと冷めた友達づきあいしかできない。ほんとはね、友達と盛り上がるの大好きな人種だし、お酒飲みながらまったり話をするのも好きなんだけど、どうやらそう見えないらしくて。

例えば、楽しんでるとか、盛り上がってるという「雰囲気」をあまりに気にかけるところ。飲み会であればその場の全員に声をかけること、仕事やその他のときには、その場の全員に発言させること、そのために、話題は深くなる前に引き上げてしまうクセがついてる。

そういうことをしてると、結局個性が前面に出なくて、自分を相手に理解してもらうせっかくの機会を逸してしまうことになる。




「つまりそれは、よくばりってこと。」




なるほど。
そんな風には考えたこと無かった。





何か行動を起こすことは、
他の行動を起こすことをあきらめること。

何かを手に入れようとするなら、
他の何かを手に入れる可能性を捨てなければいけない。




欲張らずに、1個ずつ手に入れるつもりでいればいい。




でも、仮に後回しにしたものが遠くに行ってしまったら、
スパっとあきらめること、できるのかな。