観ました!
中島哲也監督作品
『パコと魔法の絵本』
コチラが公式サイト(重い)→http://www.paco-magic.com/index.html
まさかそういう映画だとは思ってなかったんだけど、
号泣しました(笑)
ニューメディア世代としては放っておけない映像は今作も冴えてて、
かなり楽しい映画になってます。でも、
ファンタジー映画だからって侮るなかれ。
この作品が観客に訴えるのは、
生活の中で氾濫する大量の情報を受容し、
それをあっという間に消費していく高度情報社会において、
他人の心に自分がいることがどれほど嬉しいことか、
他人の役に立ったという実感がどれだけ貴重か、
ということ。
主人公の大貫とパコの関係でそれを示した後、
元有名子役(妻夫木)とナース(土屋アンナ)のエピソードでそれをオーバーラップ
させられたときには、熱いものが凄いスピードでこみ上げてきました。
自分の話をすると、
俺はひとりで行動することがかなり多いタイプで、
映画も美術館も旅行もひとりで行ってしまう。
もちろん、その方が効率的に自分の好きなものにたくさん触れられるから
メリットもあるんだけど、やっぱりさみしいと思うこともあるわけで。
希薄な関係が多くなってしまう行動特性なので、逆に、
誰かに忘れられない存在になりたいという強迫観念もたぶん強いです。
だからこうやってブログを4年半も続けてたり、詩みたいなものも書いてみたり、
流行におもねらない独自のファッションスタイルを築こうとしてたり、
世間に提示できる新たな視点はないかと探求してたりするのかもしれません。
それはとても難しいけれど、希望もあると思っています。
この映画を観て、その楽観にも少しくらい裏付けはあるかなと思えました。
中島哲也監督作品
『パコと魔法の絵本』
コチラが公式サイト(重い)→http://www.paco-magic.com/index.html
まさかそういう映画だとは思ってなかったんだけど、
号泣しました(笑)
ニューメディア世代としては放っておけない映像は今作も冴えてて、
かなり楽しい映画になってます。でも、
ファンタジー映画だからって侮るなかれ。
この作品が観客に訴えるのは、
生活の中で氾濫する大量の情報を受容し、
それをあっという間に消費していく高度情報社会において、
他人の心に自分がいることがどれほど嬉しいことか、
他人の役に立ったという実感がどれだけ貴重か、
ということ。
主人公の大貫とパコの関係でそれを示した後、
元有名子役(妻夫木)とナース(土屋アンナ)のエピソードでそれをオーバーラップ
させられたときには、熱いものが凄いスピードでこみ上げてきました。
自分の話をすると、
俺はひとりで行動することがかなり多いタイプで、
映画も美術館も旅行もひとりで行ってしまう。
もちろん、その方が効率的に自分の好きなものにたくさん触れられるから
メリットもあるんだけど、やっぱりさみしいと思うこともあるわけで。
希薄な関係が多くなってしまう行動特性なので、逆に、
誰かに忘れられない存在になりたいという強迫観念もたぶん強いです。
だからこうやってブログを4年半も続けてたり、詩みたいなものも書いてみたり、
流行におもねらない独自のファッションスタイルを築こうとしてたり、
世間に提示できる新たな視点はないかと探求してたりするのかもしれません。
それはとても難しいけれど、希望もあると思っています。
この映画を観て、その楽観にも少しくらい裏付けはあるかなと思えました。