先週の木曜日から、大宮に通勤することになった。

こんどの業務は火・水曜日が定休で、
今日は久しぶりに体を休めることができた。




異動から約1週間。


年末の異動辞令は仕事納め前日に急展開。
親会社(通信・エンタメ業界のU社)への出向が決まり、
出向後の発表で、営業部さいたま支店に配属となったのだ。



勤務地、オフィス環境、同僚の違いは勿論あるけど、それ以上に、
外回り中心、チーム単位で行動、PCをほとんど使わない、
といったように、はたらき方がこれまでと全く異なるため、
まだやり方を模索しつつ業務を進めているといったところ。



正直に言えば、イ■テの社風や行動規範が好きだったから、
それがない環境ではたらくことには物足りなさがある。
ビジネススタイルとしても、商材・手法・服装について、
不本意な部分があることは、否定する必要はないと思う。
(服装は自由、但しスーツより私服がベター。)



けれど、今の状況に悲観的になっているわけじゃない。

この仕事を始めて学んだことも、既にけっこうある。
チームではたらくことは、実質的に初めてのことで
(チームというものを組んだ経験としても3年前の内定者研修まで遡るはず)
たぶん、仲間を大切にすることにこれ程気をかけるのは初めてだ。


資産管理全般を一手に引き受けていたあの状況では、
俺は完全に業務に埋没してて、周囲との関係を気にかけなかった
わけではないけれど、いつも業務の効率的な処理を優先していた。
けれど今は、新しい営業手法の立ち上げに携わっていることで、
当然、業務の境界が曖昧になり、周りに目が行くようになった。
約20人というオフィスの規模も、それを助けてくれる。


不思議なことに、以前の仕事に対する心残りもほぼ消えた。
異動の前はあんなに悔しかったのに。
飽きっぽい俺の好奇心さえ充分に満たしてくれるほどに、
チャレンジングな課題と自己変革の機会に恵まれている。



たぶん、感じたことを相手に素直に伝えることが、
この環境では、非常に重要になってくるはず。

相手に完璧を求めず、不満を溜め込まず、
欠点を諦めず、自分を解放していきたいと思う。