タバコ。


出向当初、オフィスが禁煙であることにとりあえず安堵はしたけれど、
営業車は汚いしタバコ臭い。


歓迎会に参加してみれば、半数以上がスモーカーで、煙モクモク。

頭痛の種。
週末の疲れた体にこれは堪える。


昨日、事業部の決起会というものがあり、訪れた本社のカフェテリア。

みんながいる辺りにはだんだんと煙が充満し、おれを襲ってくる。
耐え切れず、懇親の輪を離れ、遠く離れた席に腰掛けて、
水を飲みながら六本木の夜景に目をやる。




喫煙人口ってこんなに多いんだっけ?



考えてみると、
就職して最初に配属された部署は女性中心で、喫煙者は2人だけ。
次に異動した情報システムの部署も、喫煙者は少数派。

でも、営業部となればそうはいかない。
しかも出向先は日系企業。男性社員の比率も高く、喫煙率も然り。

となると、おれにとっていきづらい環境であることが想定されてくる。

もちろん、通常の業務には支障はないけれど、
お酒の席とか、営業先への移動とかにおいて、
「タバコ」が大きな障害となることは確かだ。





これまでのところは、なんとか我慢してみようとしたんだけど、
やっぱり無理みたい。

ちゃんとイヤだと言おうと思う。
営業車での移動は拒否しよう。
飲み会は1時間で帰ろう。

禁煙について理解のない組織で出世しようとは思わない。
自分のためにならないから。




今週は契約を上げられなくてめちゃくちゃ悔しいけど、
営業成績うんぬんの前に立ちはだかる最大の問題はこれだ。

まずこれをどうにか解決しないと、ここで働いていける気がしない。