早朝の横浜市街を抜け、
通勤のバス待ちの人たちを横目に見ながら山手の住宅地を越え、
できるだけ海沿いの道を下っていく。


観音崎からは、たくさんの船が行き交う様子を眺める。
ここは海が急に狭くなる場所だから、
船と船がぶつかるんじゃないかと思うくらい接近して擦れ違う。
富津の工場地帯が驚くほど近く見えた。


鎌倉では建長寺という禅寺を参拝した。
ここの庭園がものすごくよかった。
裏山が借景になっているとかそういう庭園技術の賜物ではなく、
池の水が灰色に濁っていて、禅ならではの趣があった。
しばし軒先のベンチでひとやすみ。


江ノ島大橋を渡って、島内を散策。
波止場で海風を浴びた後、家々の玄関が面するひと気のない小路を歩いた。
年中ひっきりなしに観光客が訪れるこの島の住人は、どういう暮らしをしてるんだろう?

参道の出店で「はまぐり」と「つぶ貝」を焼いて売ってたんだけど、
どちらが「はまぐり」でどちらが「つぶ貝」なのかわからない・・・。
黒くてコリコリしてそうなヤツを指して「こっち」と注文した。
(後にGoogle画像検索で、食べたのは「つぶ貝」と判明)


茅ヶ崎サザンビーチで烏帽子岩を遠目に見たら、
海沿いの最高に気持ちイイ西湘バイパスで、箱根へ。