2011/04/18 20:39:00
社員総会とイカ大ファイナルが終わった。昨年はあんなに長かったのに、いち参加者として見るとホントにあっという間。

2011/04/18 20:56:13
勝因分析をせずにはいられないんだけど、あのチームが評価されたポイントは、資料の完成度の高さ、リフレインを使ったメッセージの明確さ、経済的成果の大きさ、そして普通の社員がヒーローになるストーリーへの共感。

2011/04/20 01:14:08
仮説に過ぎないけど、昨晩のイカ大の勝因をもう一つ。それは、ヒーローになる準備ができていた事、ではないだろうか。歴代の受賞者は、獲りたいという気持ちを強く感じさせたプレゼンばかり。ヒーローの条件はその意志の強さ。この人をヒーローにしたい、と最も強く思わせたチームが票を集める。



プロフィールで「某人材サービス会社」と社名を伏せておきながら
自分の会社のイベントのことを書くのは矛盾しているかもしれませんが。
あくまで個人の見解ということですので。


イカした仕事大賞(通称:イカ大)は年1回、
自分の担当業務の中で最も「イカした仕事」を自薦する社内コンテスト。
予選を通過した数組のファイナリストが、社員総会で最終プレゼンをして、
社員の投票によって「大賞」が決定されます。

昨年は、有難いことに、4人チームで出場して、大賞をいただきました。

イカした仕事大賞グランプリ!(2010年4月10日)



ところがですね、このコンテスト、投票基準がよくわからないところがあるのです。
良く言えば、基準は社員一人ひとりに任されているということでもあるのですが、
大賞を獲りたいファイナリストの身になってみれば、どういうプレゼンが投票行動に
結びつくのかわからないなんて、これほどやりづらいコンテストはありませんよ。

プレゼンや投票の前に示される「イカした仕事」の定義に、それがあらわれています。

・お客様を活かす仕事
・「イカで鯛を釣る」くらい効率的な仕事 (最少のコストで、最大の成果を)
・イカした格好が良い、人を惹きつける仕事
・能力を活かした仕事
(2008年の公式取材記事から抜粋)

おそらく第1回が行われた2004年に設けられた定義なので、
現在の会社の事業方針に合わせてアップデートする必要があると感じています。

・お客様を活かす仕事
  ⇒会社が成長し、「お客様」の範囲が拡大・多様になった現状では、この表現では不十分。
・「イカで鯛を釣る」くらい効率的な仕事 (最少のコストで、最大の成果を)
  ⇒生産性向上は会社の最重要課題。もっと強く打ち出したい。
・イカした格好が良い、人を惹きつける仕事
  ⇒表現が古くてよくわからない。顧客や同僚を感動させるということかな?
・能力を活かした仕事
  ⇒これも重要。けれど、プレゼンでこれをアピールする人があまりいない。

特に定義の2番目、つまり生産性の観点からイカした仕事というものがあっても、
このコンテストではあまり評価されにくいというのは、確かだと思います。


こういう意見を言えるのって、大賞受賞経験者だけなのかもしれないけど、
経済的成果だけじゃない「イカした仕事」のイメージを全社で共有できたら、
必ず事業の推進力になると思います。ワーキンググループつくってみたいな。