BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

カテゴリ: 仕事

マイナンバー・ガイドラインに続いて、こちらも大注目の個人情報保護法改正の動き。

今年の通常国会に提出される予定とされていて、
去る12月19日には、政府の検討会において内閣官房より
パーソナルデータの利活用に関する制度改正に係る 法律案の骨子(案)
が公表されましたので、今度はこちらについて。


まず、改正骨子の案の概要としては、次の5点にまとめられます。

  1. 個人情報の定義の拡充
  2. 適切な規律の下で個人情報等の有用性を確保するための規定の整備
  3. 個人情報の保護を強化するための規定の整備
  4. 個人情報保護委員会の新設及びその権限に関する規定の整備
  5. 個人情報の取扱いのグローバル化に対応するための規定の整備



1と4については、ふんふんなるほどねーといった内容であまり懸念材料もなく
妥当な方向性だと思うので割愛。
2,3,5について気になるところをピックアップしてみます。



2.適切な規律の下で個人情報等の有用性を確保するための規定の整備

(1) 匿名加工情報(仮称)に関する規定の整備
(ア) 第三者に提供するために匿名加工情報を作成するときは、4の個人情報保護委員会に届け出た上で、個人情報保護委員会規則で定める基準に従い、個人情報から特定の個人を識別することができる記述等の削除(他の記述等に置き換えることを含む。)をするなど、当該個人情報を復元することができないようにその加工をしなければならないこととする。また、匿名加工情報を作成した者は、削除をした記述等及び加工の方法に関する情報の漏えいを防止するために必要かつ適切な措置を講じなければならないこととする。


今回の法改正の最大の注目ポイントは、匿名加工方法についての「基準」ですね。
どんな基準に仕上がるのかは非常に気になるところですが、
例えば人材会社が登録者のデータベースをオープン化するにあたっては、
ある程度プロファイリングできる程度に個人の特徴を残さなければ意味がないので、
相当知恵を絞らなければいけないのは確実と言えそうです。



3.個人情報の保護を強化するための規定の整備

(1) 要配慮個人情報(仮称)に関する規定の整備
本人に対する不当な差別又は偏見が生じないようにその取扱いについて特に配慮を要する記述等(例:本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪被害を受けた事実及び前科・前歴)が含まれる個人情報については、本人同意を得ない取得を原則として禁止するとともに、利用目的の制限の緩和及び本人同意を得ない第三者提供の特例の対象から除外する。


ある程度定着していると言える「機微情報」「センシティブ情報」と言い回しを変え、
「要配慮個人情報」という造語をした意図が気になります。法案をつくるにあたっても各所からの陳情に
「配慮」する必要のある規定ですが、OCODプライバシー・ガイドラインから大きく逸れないようにしないと
いろいろと弊害も出てきそう。JIS Q 15001の規定との整理も待たれるところです。


(2) 第三者提供に係る確認及び記録の作成の義務付け
(イ) 個人情報取扱事業者は、個人情報データベース等の第三者提供をしたときは、提供の年月日、提供先の氏名等の記録を作成し、一定の期間保存しなければならないこととする。


構造化されていない数名分の個人情報が「データベース等」に含まれないことを確認したい
ところです。人材業界は非常に大きな影響を受けることになります。
また、公表資料をみると委託による提供は「第三者提供」に含まれるものとされているようですが、
データベースを同期するなど共同利用に近い形式で情報を預託している場合には記録の作成は
免れるのかなど、現段階では妥当な運用を想定しにくい記述でもあります。


(4) 本人同意を得ない第三者提供への関与(オプトアウト規定の見直し)
個人情報取扱事業者は、本人同意を得ない個人データの第三者提供をしようとする場合には、次の事項を、個人情報保護委員会規則で定めるところにより、あらかじめ本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態に置くとともに、個人情報保護委員会に届け出なければならないこととする。
(略)
この場合において、個人情報保護委員会は、その内容を公表しなければならないこととする。


利用目的の変更と第三者提供のオプトアウトについては、既にJIS Q 15001をベースにして
運用している私の勤め先のような事業者にとっては影響がなさそうです。
なお、個人的には、個人情報保護委員会がこれを公表すると、
(語弊があるかもしれませんが)当事者以外の「物好きな外野」によってネット上で執拗に批判され、
結果として事業者や消費者のためにならない事態が生じるおそれがあるのではないかと思います。
また、この「個人情報保護委員会」への届出のために、利用目的と第三者提供の有無について
一元管理されることが半ば必須になると思われるのですが、プライバシーマーク取得事業者
意外でそのような体制を構築できるのか、疑問が湧くところです。


(6) 個人情報取扱事業者による努力義務への個人データの消去の追加
個人情報取扱事業者は、個人データを利用する必要がなくなったときは、遅滞なく当該個人データを消去するよう努めなければならないこととする。


努力義務とはされていますが、明確に規定されたことで、
ビッグデータ活用との関連でいうと、どんなデータが価値を持つのか分析するまでわからない
というのがアナリティクスにおける定説になっていますので、コンプライアンスとのバランスを
どのように考えるのか、多くの事業者が頭を悩ませることになりそうです。



5.個人情報の取扱いのグローバル化に対応するための規定の整備

(3) 個人データの外国にある第三者への提供の制限
個人情報取扱事業者が個人データを外国にある第三者に提供する場合は、当該提供についての本人同意を得るか、次のいずれかの要件を満たさなければならないこととする。(ア) 我が国と同等の水準にあると認められる個人情報保護の制度を有している国として個人情報保護委員会が定める国にある第三者に提供すること。(イ) 当該第三者が本法の規定により個人情報取扱事業者が講じなければならないとされている措置に相当する措置を継続的に講じるために必要なものとして個人情報保護委員会規則で定める基準に適合する体制を整備していること。
※現行の各企業の適切な移転手続きが合法であることを明確化。


事務センターやシステム保守をオフショアで運用している場合に懸念になりそうなのがここです。
中韓、フィリピン、ベトナムあたりが(ア)を満たせないと、オフショアアウトソーシングの潮流に
大変動が起きるかもしれません。



2016年1月から利用が開始されるマイナンバー、僕の勤める業種では非常に影響の大きい制度なので、強い関心を寄せています。
mk_02


これについて、12月11日に「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」の確定版が、政府機関である特定個人情報保護委員会より公表されました。
同時に、このガイドラインの案の段階で行われていたパブリックコメントの結果についても、寄せられた218もの意見とそれに対する委員会の考え方が並んで記されるかたちで公表されていたので、ひととおり読んでみました。

「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)(案)」に関する意見募集の結果について


参考になる点が非常に多くあった一方で、やはりまだ判然としないガイドも多くあります。
ここでは、特に気になった委員会の回答、もしくは寄せられた意見を、僕のコメントを添えてピックアップしておきます。


11.従業員等が事業者に扶養控除等申告書を提出するまでの間に、その扶養控除等申告書に記載されている扶養親族等の個人番号が漏えいした場合においても、事業者が責任を負うことはありません。

 →そのとおりだと思うのですが、会社がコスト削減のために安価な運送事業者を指定して、その過失により漏えいしてしまった場合には、トラブルになりそうだなと思います。

38.事業者と従業員等との間の法律関係等に基づき個人番号関係事務の発生が予想される場合には、あらかじめ複数の事務を利用目的として特定し、通知等を行った上で、個人番号の提供を受けることができます。

 →「法律関係等」とあるので、事業者と消費者の間の民事上の契約関係に基づいて個人番号関係事務の発生が予想される場合も含むと解釈できますので、派遣登録だけでも、一定の条件を満たせば提供を受けることが可能と言えそうです。

39.記述を、「当初の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲内で利用目的の変更及び本人への通知等を行うことにより、変更後の利用目的の範囲内で個人番号を利用することができる。」という記述に修正しました。

 →「当初の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲」って、個人情報保護法第15条を念頭に置いた記述なんだろうけど、ますますよくわからなくなってきました…。同法に関する経済産業分野のガイドラインにある例示を踏まえて考えると、個人番号関係事務すべてが「合理的に認められる範囲」に含まれると捉えられかねないのではないかと。特に、プライバシーマーク取得事業者には通知公表だけでなく同意確認が求められるので、どんな変更について同意を取り直す必要があるのかが曖昧になると非常に厄介です。

45.複数の事業者から委託を受けている場合において、委託を受けた者は、通常、それぞれの委託者ごとに情報を管理していると考えられます。また、委託契約においては、委託者の情報を他に漏らすことのないように秘密保持義務等が規定されているものと考えられます。

 →果たして民間事業者の実態はそうなのか、疑問に思います。どの受託契約でも共通に用いる書類(例:請求書)は特段分けて管理されていないんじゃないかなぁ。まあ、特定個人情報ファイルを一緒くたにして保管することは確かに考えにくいけれど、安全管理措置として非常に重要な観点なので、これを機に点検・啓発をしたほうがよさそうです。

46.ソフトベンダーに特定個人情報等の修復のためにデータを送る場合も再委託として取り扱われることとなります。

 →次の52の前提としてこの整理だと厳しいなぁと思います。予め契約に入れておくことになるのか?そもそもホスティングサービスの場合は?グループ内のサポート系機能子会社に修復を委託する場合は?いろいろ疑問が出てきます。

52.再委託につき許諾を要求する規定は、最初の委託者において、再委託先が十分な安全管理措置を行うことのできる適切な業者かどうかを確認させるため設けられたものです。したがって、委託者が再委託の許諾をするに当たっては、再委託を行おうとする時点でその許諾を求めるのが原則です。

 →つまり、個人番号関係事務の受託契約については、再委託が想定される子会社への再委託を予め認める内容を盛り込むほうが無難ということでしょうかね。

60.クラウドサービスが番号法上の委託に該当するかどうかは、クラウドサービス事業者がその契約内容を履行するに当たって個人番号をその内容に含む電子データを取り扱うのかどうかが基準となります。(中略)個人番号をその内容に含む電子データは、仮に暗号化等により秘匿化されていても、その秘匿化されたものについても個人番号を一定の法則に従って変換したものとして、個人番号として取り扱われます。

 →ユーザーが暗号化したデータをクラウドサービス事業者側で複合化できないようにすれば、「取り扱う」とは言えず委託に該当しない、と解釈していいのでしょうか?この説明だと判然としませんね。事業者(個人番号関係事務実施者)にとってはマイナンバー制度導入により負担が増えるだけなので、その負担を減らすための情報処理設備の積極的な活用も念頭に置いた回答が欲しかったのですが。

79.制度の円滑な導入、事業者の負担、個人番号の数量等による影響等を総合的に勘案し、原則として、中小規模事業者を従業員数 100 人以下としました。

 →100人の根拠ってなんだよ、という意見はたくさん出そうですが、決めるしかないし、妥当な基準だと思います。

83.電子媒体又は書類等を持ち出す際の安全な方策の例として、追跡可能な移送手段を挙げています。移送する特定個人情報の特性等に応じて適切な移送手段を選択してください。

 →「特定個人情報の特性等」とあるので、「この書類は書留で、この書類は普通郵便で、・・・」と手順を明文化せよということでしょうね。従業員に手間がかかることもあるので一概に決めてしまうのは違うと思います。

91.当委員会においては、本ガイドライン、本ガイドラインに係るQ&A及び研修用資料を整備する予定です。

 →やった!おおいに活用させていただきます。

102.内定者が確実に雇用されることが予想される場合(正式な内定通知がなされ、入社に関する誓約書を提出した場合等)には、その時点で個人番号の提供を求めることができると考えられます。

 →これは明確なガイドですね。誓約書を提出してもらわない場合は入社予定日を内定者が確認した旨の書面を交わしていれば条件を満たすと考えてよさそうです。

106.「契約内容等から個人番号関係事務が明らかに発生しないと認められる場合」とは、地主に対する地代等の支払のように契約内容等により年間の支払金額が明らかで、支払調書の提出基準に満たない場合等が考えられます。

 →「契約内容等により」「個人番号関係事務が明らかに発生しない」の基準も一定の判断ができそうです。

107.(人材派遣会社への登録においても、)登録時にしか本人確認をした上で個人番号の提供を求める機会がなく、実際に雇用する際の給与支給条件等を決める等、近い将来雇用契約が成立する蓋然性が高いと認められる場合には、雇用契約が成立した場合に準じて、個人番号の提供を求めることができると解されます。

 →38のコメントで触れた点ですが、解釈に幅があって混乱しそうです。「近い将来雇用契約が成立する蓋然性が高い」というのは、たとえば希望職種や希望条件等を聴取したり案件を紹介するなどして、派遣会社と登録者の二者間で雇用に向けた具体的なやりとりが行われている状況を指すと捉えてよいのでしょうか。いずれにせよ、マイナンバーの提供を求めるときには何らかのエクスキューズ(たとえば「就業を前提に提供いただきますが、3ヶ月以内に決定しない場合は廃棄します」)を入れたほうがよいのでしょう。

108.社会保障や税の決められた書類に個人番号を記載することは、法令で定められた義務であることを周知し、提供を求めるようにしてください。それでも提供を受けられないときは、書類の提出先の機関の指示に従ってください。

 →マイナンバー制度に対する国民の理解は進んでいないし、「お役所」に不信感を持っていて提供を拒む人は結構いると思います。個人情報の安全管理措置について従業員の信用が得られていない会社も収集に苦労するでしょう。さらに、現住所と住民票が異なっていてそもそも本人が通知カードを受け取れないケースもかなり起きるはず。制度開始後しばらくの間(情報提供ネットワークが2017年1月に稼動するまで?)、提出先機関は何らかの経過措置をとらざるを得ないでしょうね。

119.本人の個人番号が記載された給与所得の源泉徴収票は、住宅の取得に関する借入れ(住宅ローン)などで使用することが想定されますが、そのような場合は、番号法第 19 条各号において認められている特定個人情報の提供に該当しないことから、本人の個人番号部分を黒塗りにする等の工夫が必要となります。
133.給与所得の源泉徴収票については、所得税法施行規則により、本人に交付する分についても本人及び扶養親族の個人番号を記載することが義務付けられています。

 →この施行規則は実態(源泉徴収票がローン審査に用いられる)を捉えておらずちょっと乱暴に思えます。本人にマジックペンなどで黒塗りにしてもらうんだろうか・・・。人事部門が源泉徴収票を発行する際に本人に用途を確認して、個人番号を印字するかどうか判断できればいいのに。パッケージソフトでの実装は簡単でしょうし。

140.廃棄が必要となってから廃棄作業を行うまでの期間については、毎年度末に廃棄を行う等、個人番号及び特定個人情報の保有に係る安全性及び事務の効率性等を勘案し、事業者において御判断ください。

 →最大1年間は事務の効率性を勘案してよいということ。具体的かつ現実的なガイドで助かります。

153.(意見:事務処理上、支払請求書と、番号の届出書とをセットで移動させる場合、番号の届出書だけを抜き出して廃棄する事務負荷が高いことから、セットで法定保存年限に従い、保存して良いか、確認させていただきたい。)御理解のとおりです。

 →請求書と番号の届出書を別にするほうが都合がよいのかはまだ考えあぐねているところ。このガイドがあるので、あとは書式の工夫次第でしょうか。

160.バックデータ中の個人番号についても廃棄が必要です。保存期間を過ぎた個人番号については自動的に削除されるようなシステムを構築するなど工夫してください。

 →あちゃ、盲点でした。マイナンバーを保管しておく情報システムのバックアップデータが永久保管になっていないか確認が必要です。

166.(意見:「特定の個人と同一のものであることが明らかな場合と利用事務実施者が認める」という点について、利用事務実施者毎に見解が異なるということがないよう強く要請したい。雇用関係を理由として、身元確認を省略できることの適用について、一つでも適用できないケースがあると、実務上その果実を受けることができなくなるため。)※174,175,177も同様の意見

 →ガイドラインを読んで最も腑に落ちないのがこの記述。提供先機関すべてに確認しなければいけないというのは受け入れ難いし、そこの基準は揃えて示してもらわなければパニックになりそうです。例えば、過年度分の源泉徴収票を市区町村に提出済みの場合は市区町村が本人確認済みとみなせるので不要、となると非常に楽ですが、果たして…。

171.電子情報処理組織を使用して個人番号の提供を受ける場合の本人確認の措置は番号法施行規則第4条に定められており、それに従って行ってください。

 →この番号法施行規則第4条というのが非常に難解な構文で、なんのこっちゃという感じなのです。ガイドラインはそれをかみ砕いてわかりやすく説明してくれるものじゃないのでしょうか…。ここの意見にあるような、本人が携帯電話やスマートフォンで撮影した通知カードと本人確認書類の画像データを人事システムにアップロードして人事部門がそれを確認するという方法が認められるのか判断がつきませんでした。

198.(意見:行政機関等へ提出する法定調書への記載漏れ/ミスや事業者へ知らされていない個人番号の変更により、法定調書へ記載する個人番号に誤りがあった場合、再提出を促す連絡・通知はなされるか。)書類の提出先の機関の指示に従ってください。

 →この点も、業務設計をするにあたって非常に気になるところ。特定個人情報保護委員会の範疇の話ではないので、各機関から早めにガイドが出されることが望まれます。

200.(意見:マイナンバーが記載されるという裏面のコピーは禁止し、表面の許可されるのでしょうか。コピーは裏表とも禁止されるのでしょうか。身分証明書として確認を行う従業員がどれほどの教育を受け、確認者・確認状況の履歴記録を義務づけることになるのでしょうか。疑問です。)

 →なるほど、たしかに意図しない取得は起きてしまいそうです。個人番号カードの裏面に、「個人番号利用事務または関係事務以外での複写を禁ずる」などの文言を入れるとよいかもしれません。


ビッグデータは「21世紀最大の金脈」とも言われていますね。僕の勤め先にとってもチャンスと言えるのか、そうであるならどうすればよいか。そんなことを見極めたくて、4/22,23に東京大手町で開催された「BigData Conference 2014 Spring」に行ってきましたので、その場でメモした重要そうに思えることと、それをもとに考えたことを、ここにまとめておきます。


【1.データ活用の可能性】

■大きく分けると、可視化と予測の2種類(リクルート)

■ビッグデータ活用検討商談の4類型(NEC)
①オペレーション高度化・品質向上(安全管理、機会損失の発見)
②サービス価値向上(需要予測を踏まえた商品開発)
③マーケティング強化(顧客流入の拡大)
④情報管理強化・不正検知(インサイダー情報の不正開示、ヤフオク不正出品の検知)

■人材ビジネスにおける活用の可能性
①オペレーション高度化・品質向上
└求人情報の正確性の向上
└求人票の完成度分析
└入社後アンケートで蓄積される不満を分析してミスマッチを防ぐ
└特定派遣の未稼働期間の短縮
②サービス価値向上
└FPのエリア分け、ラックの設置場所の最適化
└どのエリア版に載せると最も効果を期待できるか、枠の大きさと予測応募人数(掲載顧客に明示)
└類似案件のレコメンド
└求職者ベースでのライバル分析(どんな人がいつ動きどこで決まるか→いつ動き何件応募すればよいかを可視化)
③マーケティング強化
└登録者の活性化
└スカウトの最適化
④情報管理強化・不正検知
└トラブル(セクハラ等)のリスクレベルを就業先別に付して注視対象を明確化

■ビッグデータ分析の目的は、ユーザーに対してその時その時に最適の体験を提供すること(Yahoo!JAPAN)
└マーケティングよりも先に、感動やより良いサービスの実現に活かすべき


【2.データ分析の事例と組織体制】

■リクルートのビッグデータ活用
IT部門にて2012年1月よりHadoopの基礎研究から始め、2012年10月のグループ再編を機にアナリストチームと統合

■データサイエンティストの人材不足
マーケターとアナリストを組ませて「データサイエンスチーム」としてビルドする(DNP)

■メンバーに求めた成長(リクルート)
キーワードは「浸食」(役割分担を決めきらない)
①Webデザイナー②サイエンティスト③エンジニア
└①デザイナーがアルゴリズムを理解
└②サイエンティストがサイトコミュニケーションとエンジニアリングを理解
└③エンジニアはアナリティクスを理解
└海外スタートアップはエンジニアがサイトコミュニケーションへの理解も進めているので開発スピードが圧倒的に早い
IT部門が勉強会「メディアの学校」で技術情報を事業部門に共有し、案件につなげる


【3.データ分析の最適解の導き出し方】

■明確でわかりやすいアウトカムで経営とアナリストのベクトルを合わせる
└解決したい課題(狙い)を明確にして取り組まないとなにも得られない
└アウトカムが見えてきたタイミングでスモールサイズで成果を出し、それを明確にして経営に焚きつける
└目的は会社の方針とベクトルを合致させよう

■試行の速度を早め、発射台の性能と照準の精度を磨いていく
└ミサイル(データ)があっても発射台と的がないと飛ばせない
└リクナビにおける最重要KPIは一人あたり閲覧数


【4.データ活用を高度化するデータエクスチェンジの可能性】

■キーワードはクロスプラットフォーム分析(Accenture工藤氏)
└年収の高い人が一様の指向性を有するわけではない 外部のオープンデータと掛け合わせてブレイクスルーを探る

■米ACXIOMの事例
Safe HavenとしてのAudience(?) Outsourcing Systemプラットフォームを構築
「Look Alike Modeling」(類似のオーディエンス情報:非PI1を共有)
└匿名化して提供→プラットフォーム上でマッチ→セグメントで分類したデータを共有
「All about the Data」というページを用意して、保有している個人データの種類をすべて透明化

■データエクスチェンジ・コンソーシアム(4/16 日本経済新聞1面)
業界の垣根を越えたデータ交換を促進し、社会価値を創造
目的は場づくり、ルールづくり、システムづくり

■カスタマーエクスペリエンスの向上が目的なら、個人情報(PI1)として保有する必要はない(Yahoo!JAPAN)
└すなわち、識別非特定個人情報の状態でのデータ活用は可能
└とは言え、ユーザーにとってどんなベネフィットがあるかをアピールし、そのための「実験」にユーザーの理解を得る必要がある


勘どころは少し見えてきたので、周りを「焚きつけ」て取り組みを始めてみます!

左足のくるぶしを痛めました。

痛みの発端は、先週に走ったハーフマラソン。レース終盤、疲れて体が思うように動かなくなってくるとなぜか、右足のつま先が左足のくるぶしに何度も何度もぶつかってしまうのです。明らかに僕のランニングフォームが原因なんですけどね。
普段7,8kmの距離をジョギングするときはわかりませんでしたが、足を踏ん張れなくなるほどエネルギーを消耗した状態で現れる本来の僕の走りは、どうやらかたちがあまりよくないみたいです。


これを身近なビジネスシーンに置き換えて見渡してみると、僕の周りにはかたちの悪いものがたくさんあります。要領を得ないメール、インデントの乱れたWordファイル、関数の美しくないExcelファイル、調子の揃ってないプレゼン資料…。強引な営業活動、広告展開なんかもそう。
こういうかたちの悪いものを使うとしても、瞬発力さえあれば何とかその目的を達成できることが多いのではないでしょうか。だから、短期的に成果を上げることが評価される環境(昨今の企業環境がそれに当てはまるかどうかの議論はさておき)では、かたちがあまり美しくなくても、それが許容されるというか、問われなくなります。
けれど、そんなかたちの整っていないものをベースにして成果を上げ続けることは不可能です。不可能とまでは言えないとしても非効率です。なぜなら、かたちの悪いものを用いて上げた成果は再現性が低く、またフォロー活動など、その歪さを補うために簿外の労力を費やし続けなければならないからです。


かたちを整えることはたいへんです。難しいかもしれないし、時間がかかるかもしれない。けれど、それに多少の労力を費やしてでも、成果の再現性や円滑なプロセスを手に入れることにはメリットが大きいはず。業務にせよスポーツにせよ、その活動をしばらく続けるつもりなら、かたちの悪さを意識して、それを改善することを心得なきゃと思うところです。

2011/04/18 20:39:00
社員総会とイカ大ファイナルが終わった。昨年はあんなに長かったのに、いち参加者として見るとホントにあっという間。

2011/04/18 20:56:13
勝因分析をせずにはいられないんだけど、あのチームが評価されたポイントは、資料の完成度の高さ、リフレインを使ったメッセージの明確さ、経済的成果の大きさ、そして普通の社員がヒーローになるストーリーへの共感。

2011/04/20 01:14:08
仮説に過ぎないけど、昨晩のイカ大の勝因をもう一つ。それは、ヒーローになる準備ができていた事、ではないだろうか。歴代の受賞者は、獲りたいという気持ちを強く感じさせたプレゼンばかり。ヒーローの条件はその意志の強さ。この人をヒーローにしたい、と最も強く思わせたチームが票を集める。



プロフィールで「某人材サービス会社」と社名を伏せておきながら
自分の会社のイベントのことを書くのは矛盾しているかもしれませんが。
あくまで個人の見解ということですので。


イカした仕事大賞(通称:イカ大)は年1回、
自分の担当業務の中で最も「イカした仕事」を自薦する社内コンテスト。
予選を通過した数組のファイナリストが、社員総会で最終プレゼンをして、
社員の投票によって「大賞」が決定されます。

昨年は、有難いことに、4人チームで出場して、大賞をいただきました。

イカした仕事大賞グランプリ!(2010年4月10日)



ところがですね、このコンテスト、投票基準がよくわからないところがあるのです。
良く言えば、基準は社員一人ひとりに任されているということでもあるのですが、
大賞を獲りたいファイナリストの身になってみれば、どういうプレゼンが投票行動に
結びつくのかわからないなんて、これほどやりづらいコンテストはありませんよ。

プレゼンや投票の前に示される「イカした仕事」の定義に、それがあらわれています。

・お客様を活かす仕事
・「イカで鯛を釣る」くらい効率的な仕事 (最少のコストで、最大の成果を)
・イカした格好が良い、人を惹きつける仕事
・能力を活かした仕事
(2008年の公式取材記事から抜粋)

おそらく第1回が行われた2004年に設けられた定義なので、
現在の会社の事業方針に合わせてアップデートする必要があると感じています。

・お客様を活かす仕事
  ⇒会社が成長し、「お客様」の範囲が拡大・多様になった現状では、この表現では不十分。
・「イカで鯛を釣る」くらい効率的な仕事 (最少のコストで、最大の成果を)
  ⇒生産性向上は会社の最重要課題。もっと強く打ち出したい。
・イカした格好が良い、人を惹きつける仕事
  ⇒表現が古くてよくわからない。顧客や同僚を感動させるということかな?
・能力を活かした仕事
  ⇒これも重要。けれど、プレゼンでこれをアピールする人があまりいない。

特に定義の2番目、つまり生産性の観点からイカした仕事というものがあっても、
このコンテストではあまり評価されにくいというのは、確かだと思います。


こういう意見を言えるのって、大賞受賞経験者だけなのかもしれないけど、
経済的成果だけじゃない「イカした仕事」のイメージを全社で共有できたら、
必ず事業の推進力になると思います。ワーキンググループつくってみたいな。


2011/04/20 09:28:58
たくさんのバイトを抱える店長さんと自分を重ねて思ったこと|「学生のチームワークと仕事の違い」http://www.mineiyuki.com/2011/376/

学生時代、委員会やサークルをそれなりにうまく回すことに成功していたので、
会社経営がどうして難しいのかを考えるのが、難しかった。
会社は、利益を追求するために相応の負担をする必要があるし、
組織にジョインする目的が多様でマネジメントが難しい、というのは
理解していたけど、具体的にどう難しいのかは、よくわからなかった。



2011/04/24 10:06:38
思い起こしてみれば、おれにとって仕事が一番たのしいのは、自分が誰かを動かして、その相手が予想以上のパフォーマンスを発揮したときかも。社会に何か価値をもたらせているとしてもそれを実感するのって凄く難しいから、そういう身近な満足感を糧にするのが、はたらくことをたのしむ秘訣。

社会に価値ある何かを提供するために仕事を続けているけれど、
日々の成果はとても小さくて、ほとんどのシーンでは社会貢献を実感できるわけではない。
だから、充実感をもって働くためには、自己実現のマイルストーンを、
社会貢献以外の成果に置く必要があると思っている。

入社1,2年目であれば、日々の自己成長実感がそれに替わって存在していたけど、
まもなく5年目に入るおれは、成果が実感できなければ満足できなくなっている。
営業職ではないので、日々の成果を実感するのはけっこう難しい。
今のおれの業務内容を、工数比率とともに表してみると、次のような感じになる。
  • 決められたフローに従う定型業務・・・1割
  • トラブル処理など非定型業務・・・2割
  • プロジェクトなどの企画検討・・・3割
  • 業務のマネジメント・・・4割

職制上は企画職という位置づけでも、半分近くは管理職に近かったりするのだ。



2011/04/24 10:13:07
実は今、自分が動かした相手に大きなパフォーマンスを発揮させて満足感を得ることができる、スポデー委員長時代以来の最大のチャンスが到来している。けれど、目的達成までのグランドデザインを描く難易度は、今回のほうが格段に高い。


マネジメント職型の成果実感とはどういうものか、俺は学生時代に経験させてもらっている。
この業務分担は適切か?クオリティをコントロールできているか?
メンバーのミスを減らすために、フォロー人員を入れられないか?
例えばそうやって、自分の打ち手がチームの成果に影響をもたらしたかどうか、
頻繁に振り返りながら、自分ではなく組織の成果をコントロールできているという実感が、
マネジメント業務の充実感につながる。

とはいえ、これを会社組織で果たすのはとてもチャレンジングだ。
今年度のおれの業務計画では、いま運用業務にかけている3割をマネジメントにシフトさせる必要がある。
マネジメントスキルを身につける一方で、後輩に業務を引き継がないと回せない。
運用の工夫で改善できる部分もあるけど、やはり人をうまく動かせないといけない。
けれどそのリソースは、学生組織とは比較にならないほど制限が多い。
だからこそ、これを達成したときの充実感は、人生最高のものになるはずなのだ。



ブログネタ
充実してるなぁと思うのはどんなとき? に参加中!
昨年9月にこんなツイートをしていた。

"ぶっちゃけると今の業務が少し退屈になってきたのは、競争環境がないからじゃないか。
勿論想定外のリアクションも面白いトラブルもあるけど、
自分のパフォーマンスによって誰かと差がついたりしない。
ライバルは自分なのだ。
だから、圧倒的に頑張らないと満足できない業務なんだろう。"



最近は、成長した後輩に多くを任せられるようになったおかげで、
自分が取り組むべき業務に集中できる環境が整ってきたし、
周りのメンバーからも刺激を受けている。

「現状維持の自分」と競争している感覚のある今、
充実感はとても高まってきている。



「生産性向上」が、今の俺にとっては喫緊の課題。

まず、メールが多過ぎる。
内容読まずにフォルダへ保管しておくだけのメール。
日経のメルマガ。IT系雑誌のメルマガ。
社内の人から届く読み物系レポート。
「あとで読む」フォルダに常に50件ぐらいメールが溜まってる。

俺が担当する業務は、設計しながら運用している段階なので、
マニュアルのようなものが、実は無い。
月次の業務スケジュール表も、実は昨日初めて作った。
日々発生する作業をレギュラー化させられないでいて、
マニュアルの無い単純作業が、とても非効率だ。
ここは早急に改善したいところだ。

他部署の業務ガバナンスを効かせていくという業務の特性上、
タスクを進めれば進めるほど問い合わせが増えるという状態。
漸増するそれらの問い合わせに対して、
俺のスケジュールの立て方が追いついていない感じがある。

これらの問題をある程度解消できれば、
1日あたり1時間、週に5時間くらいは時間を作り出せると思う。
それを、なかなか進捗がおぼつかない新たな業務に充てるか、
それとも早く帰って読書に充てるかしたい。

本気で、インプット/アウトプットを増やしたい。


社内で開かれたSI子会社の事業説明会に参加しました。
買収によりグループに入って約5年。親会社のシステム部門と同じフロアに入居してたり、人事異動もあるので、存在自体は近くに感じていたのですが、組織構造よくわからんし、その実態は謎のベールに包まれてて、強く興味を持っていたのです。
説明会では、経営方針、事業戦略、業界でのプレゼンス、強みと弱み、競合との差別化などが共有され、子会社の置かれた状況がなんとなくわかってきました。
僕はどちらかと言えば組織構造とか投資配分に興味があったのですが、他の参加者からは、アプリ開発はしないのか?とか、競合はどこなのか?とかいった質問が。エンジニアを採用する際の競合は?というまさに人材マンらしい質問もあり、フロントから同じ子会社を見る時の視点の違いも面白いですね。
とりあえず、親会社の経営方針と整合性が取れていることを確認できたのと、僕のように業務変革プレーヤーを目指す人たちが活躍してるんだなってことがわかって安心しました。機会さえあれば積極的に関わっていいってことですからね。

社内の飲みでたまたま社長と席が近くなり、少し話をした。

この方は、1年ぐらい前に就任した、設立以来3人目の社長。
創業者ではなく生え抜きということもあり、
前の2人に比べて凡庸な印象を持っていたが、
今回はいい話を聞けて、さすがだなと思った。


人気モデルでも有名スポーツ選手でも憧れの企業経営者でも、
会おうと思えばたいていの人には会って話ができる、という話。
もちろんそのためには、相手の行動予定を調べたり、
その相手を紹介してくれそうな人と関係を築いたり、
ちゃんと計画を練って、というアクションは必要になる。

でも、会いたいと思っても、その本気度と会うための労力を天秤にかけて
割に合わないと判断したら、アクションはとらないだろう。
殊に、相手が有名人なら、割に合わないことが多くなる。
だからみんなアクションしない。そりゃ当然の話だ、と思った。

そんな反論を意識したかしないかはわからないけど、社長は続けた。
実際は、会うまでの工夫や苦労、そういったプロセスに意味がある、と。
失敗してもいいから、プロセスを経験することが大事。次につながる。


あ、そっか。


何でも効率とか成果見込みで判断して行動してるだけじゃ、
経験できないことがあるんだ。
意外に、忘れていたことだった。

例えば、別に本気で彼女をつくろうと思ってなくて
合コンに参加して恋の駆け引きをする手間が割に合わないと思っても、
ちゃんとそういうのはがんばった方がいいよ、ということになると解釈。


俺の効率主義はちょっと過剰だなーと反省。
前述のソーシャル・ゲインを得るために、ウェブで仲間を探したり、
あるいは全然コネのない組織の活動に突撃参加してみたり、
直接的な受益がなさそうなことに対しても、もっと積極的にならなきゃー。


まさか、獲れるわけないと思っていた。



イカした仕事大賞。
自薦で優れた仕事を応募、社員全員でグランプリを選出する社内イベント。

俺は、同じ仕事に取り組んだ4人のチームで出場。
そして、


グランプリ・・・!!!



過去6回、管理部門から受賞者が出たことはなかった。
仕事のプロセスや成果、プレゼンで伝わる熱意は一定の評価基準にはなるが、
そもそも全ての仕事を同じ基準で評価できない。
そうなると、共感してもらうのが重要になるのだが、
フロントに比べて仕事の内容がわかりづらく、不利。
社員全員から広く票を集めるのは、至難の業だと思っていた。

それでも、どうしても大賞を獲りたいという思いは、4人で共有していた。
俺たちが取り組んでいる問題は、社内の認知度が低い。
しかしそれを上げれば、問題の解消へ向けて大きく前進させられるからだ。



ファイナルは7分間のプレゼン。全国の拠点にネットワークで中継される。
スクリーンを通して伝えられるものには限界がある。
どんなコンテンツ、要素を入れるべきか、試行錯誤を繰り返した。

プレゼンは、希望通りの仕事に意気揚々と取り組んでいた社員が、
異動してつらく困難な仕事に苦悩する中で、仕事への取り組み方が変わる、というシナリオ。
うちの会社のストーリーと重なる部分があり、共感を誘った。
スライドの背景はカラフル→黒→白、と変化させ、メリハリをつけ、わかりやすく。

俺たちが取り組んだ問題の深刻さを特に強調。
「この問題がなければ、昨年うちの会社に降りかかったあの問題が・・・。」
これで、業績が落ち込んだこの1年間に社員が味わった苦境を思い起こさせる。

業務の説明は、できるだけ平易な表現、わかりやすい言葉を使う。
さらに、顧客の言葉を引き合いに出し、ここでもフロント社員の共感を誘う。
フロントの経験がある俺が、入念にチェックを入れた。

次のページへ切り換えるタイミング、言葉と言葉の間の溜め、
BGMに合わせたアニメーション効果の調整・・・。
コンテンツの情報量が多い分、オーディエンスが置き去りに
ならないよう、細部まで、こだわりにこだわり抜いた。



大賞を受賞したこのプロジェクトは、昨年の4月に始まった。
けれど、俺が加わったのは12月。
だから、自分の仕事を評価されたとは思っていない。
むしろ、全社に広く受け容れられるプレゼンを狙い、
狙い通りに大賞を受賞できたことに、何よりも達成感を感じている。


社長から大賞が発表された後、俺は登壇せず、
プレゼンをしたメインの2人に、商品の受領とコメントを任せた。
恥ずかしかったのもあるけど、ステージは仕事を評価される場。
仕事で評価されて登壇したい。

注目された方が今後仕事がやりやすくなるから、後悔も少しあるけど、
登壇しなかったおかげで、次を目指す気持ちが起きた。
プレゼンを勝ち抜く手応えは掴んだ。あとは、仕事の成果だ。


↑このページのトップヘ