BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

カテゴリ: 仕事

4月に入るとインターンのメンバーが大きく入れ替わりました。

6月入社の4人とアルバイトの女性が加わり、
さらに新しい業務も追加され、リスタートです。



ひしひしと感じるのは、「教えること」の難しさです。

学生時代に関わった学生組織でいちばん難しかったのもこれでした。


しかも今回の場合、教えるのと通常の業務を並行して進めるので、
それぞれの得手不得手を見極めながら、
業務に遅れが生じないような役割分担をしなきゃいけないのです。


人員は増えたけど業務も想像以上に増えました。
それを把握しきれずに、1日目は失敗。
17時までに終わらせなければならない業務があるのですが、
終わったのは18時頃でした。



これは新しい課題です。
でももう手は打ちました。
次の出勤日に結果を検証しようと思います。



というのは、日経新聞の広告のコピーだけど。



今日、仕事がすっごく楽しかった。

業務のひとつひとつがとてもエキサイティングに感じて、
終業時刻を過ぎてもついつい居残ってしまう。


仕事、やっぱり好きかも。




今週末に予定していた「京都の桜を見に行く旅」を急遽とりやめにした。


社会人になってからだって京都ぐらいなら気軽に行けるし、
お金のない今、交通費だけで2万円以上もかけて旅行する必然性はない。


というのはもっともらしい理由だけど、
やめた直接の理由は、実はアルバイト。

来週から業務体制がガラリと変わるから、
その初日に出勤したいと思ったのがきっかけ。


京都の桜を見るのもいいけど、
仕事をするのだっておもしろい。



こうしてオレはワーカホリックになってくんだろうな・・・走る



疎外感



70d418b1.jpg

今日、赤坂のホテルで行われた入社式に出席してきました。


「入社おめでとうございます!!クラッカー
と役員の方々からご挨拶はいただくのですが、


イヤ、オレまだ入社できないし。




会場の端っこに6月入社組の席が用意され、そこに固まって座るオレたち。

一般的なルートから外され、外部化されてしまったメンバーですよ。





基本的にはユニークであることはおもしろいので構わないんですけど・・・。

やはり、こういったセレモニー的な行事のときに、
かなり決定的な疎外感を味わうことになるんです。





その代わり、懇親会後に6月入社のメンバーでファストフード店に集まり、
いろいろ話をすることができたので、
団結は少しはできたのかな?

同じ寂しさを共有するものどうしで、
これから2ヶ月間&6月の研修で、仲良くやっていけそうです。









役員の式辞の中で、各事業の戦略について説明がありました。


つくづく思うんですが、
そしてこのブログでも思わず何度も書いてしまってるんですが、

自分の成長したい方向性とうちの会社の目指す方向性が、
ドンピシャなんです。

本気でこの会社をそういう方向に成長させていきたいと思うし、
それが会社からも第一義に求められることであるという、幸運。

もう迷うことはない。



なのに、なのに、そのスタートまではあと60日。



このやり場のない不満をすべて笑って済ませられるくらいに、
明確な目標を設定できたらいいんだけど、
どうやら他のメンバーも悩んでるみたいでした。





それで、今日ちょっと考え直してみて、気づいたんです。


どうやら、「今しかできないことをやる」を起点に考える必要は必ずしもない。

それよりも自分にとって充分にmotivativeであることの方が大事。
だって、先輩社員はそれを大切にして仕事をしてるんだもん。



東南アジアを貧乏旅行するよりインターンで働く方がmotivativeであるなら、
時間とお金をかけて海外に出かけるなんて逆にもったいないんじゃないか?



ということは、
?ビジネスパーソンとしての成長に直結するようなことで
?費用があまりかからなくて
?時間に余裕のある今しかできない
ことをやればいいんだと思います。





それで思いついたのは、生活習慣の見直しと部屋の整理電球

これをシステマティックにやる。




実はかなりチャレンジングな課題です。
6月からスタートダッシュするためにも実は重要だろうし。





よし、決めた!
60日間のメインプロジェクトはこれだ!

さっそく明日から計画を立てていこう。


2ヶ月間をどう過ごすかということですが。



なにかおもしろい、なかなかできないアルバイトをしよう

という方向でいろいろ考えていたのですが・・・、




離島の民宿とかいいよね。

いや、たぶん退屈するよ。


あるいは逆に超高級ホテルとか。
(東京ミッドタウン「リッツカー○トン」の求人情報見つけて、
ちょっと真剣に考えてみたり。)

でも、少ない出勤数で得られるものがあるかは微妙だ。




月月月




結局、インターンの勤務を思いきって増やすことにしました。

これから採用が本格化する時期でもあり、
より重要な業務も任せてもらえそうということもあるのでね。




予期せず与えられた2ヶ月という時間。

ちょっと変わった経歴をつくるという、
ひとつの可能性を消したことにはなりますが。




そう決断したからには、
そうやって諦めた可能性の代わりに手にする可能性を
いかに大きくしていくかを考えるべきなんだろうね。




インターン業務について言えば、
自分にとっては好敵手。設定できる目標はいくらでもある。


それ以外のことについては、
MTGFの引き継ぎにちょっと凝ってみようと計画中。


家の、自分の机の周りも、時間をかけて一度整理したいと思ってる。
学生時代の不要な資料、思い切って捨てたいし、
カセットテープの全処分も検討中。

その一方で、これからも私的に集めようと思ってる文献をどう整理しようか、
情報整理の方法も、しっかり考えて決めておきたい。


研修でアサインされてる漢検とHRスペシャリストも進めておかないと。




5月31日まで、いろんなことを少しずつリセットする期間にしようと思う。

6月1日、仕事に没頭できる状態で好スタートを切るために。







インテリジェンス新卒採用日記


新卒採用担当者による就活生向けのブログだけど、
記事の内容は採用活動とまったく関係のないことで、
インテリジェンスの宣伝もほとんどないところは変わってると思う。


毎日更新されるし、
伝えようとしていることがしっかりまとまっていて、
今読んでも気づきが多く、読み応え充分。



いま読んでて一番おもしろいブログかも。



そう、まだ書いてなかったんだけど、
先週から再びインターン始めました。

入社直前で果たして「インターン」という呼称が正しいのか疑わしいけど。



さて、こんどの仕事は、、、、、


新卒採用なんですネズミ



具体的に何をやってるかは、
就業規則上おそらく教えちゃいけないので書けませんけど。




今日が出勤6日目でした。
覚えることはまだあるけど、
業務の進め方にはだいぶ慣れてきました。



痛感しているのは「情報共有」の難しさです汗


これまでいろいろ関わってきた学生組織でやってることって、

《業務が各担当に割り振られて、各人のペースでそれを進めてく》

みたいなやり方が多くて、
ちょうどひとりでやるのにちょうどいい量の業務をあらかじめパッケージしたりする。
だから分業化の行き過ぎがいつも問題になる。



でも、いま、オレが担当しているのは、
学生も、社員も、多くの人が関わることなので、
とても1人じゃできない業務なんです。

だから、シフトで毎日変わるメンバーとの、
その都度、その場での情報共有が、きわめて重要。


自分ひとりでやるなら、
まぁオレはそれなりに仕事の速い方だと傲慢にも感じてるけど、


そんなの通用しねぇ。(強みにはなるけど)



デキるビジネスマンっていうのは、
周囲の状況を常に把握しながら常にベストの決断を下しつつ、
それを業務メンバー間でチェックしあえる環境をつくる人のこと、
を言うんだと、思い知らされましたね。



それに気づいて、「なぜうまくいかなかったのか」をじっくり考え、
同じアルバイトのメンバーと改善策をしっかり練って、
そのとおりに実行してみると、とてもスムーズに業務ができたのです。


初日、2日目は、業務の全体像がつかめないまま、
言われたことをやることしかできませんでしたが、
3日目のミスが、
ひとつひとつの業務が何のためにあるのかを理解するきっかけになって、
自分なりの効率的なやり方も考えられるようになりました。

これが成長っていうんですねにっこり






それにしてもうちの会社の人たちはホントにバリバリ働くね。

誰も退屈そうにしてないし、
その充実した仕事ぶりを楽しんでるのがオレにも伝わってくる。



どんなに優秀でも、うちに向く人、向かない人ってある。

オレがこれまで会ってきた人たちの中でも、
「この人うちの会社に向いてそう」っていうのはやっぱり限られてくる。



「この社員にしてこの会社あり」

会社ってそういうものなのね。


2週間弱、アツいオフィスで働いてみたんだけど、
けっこうすんなり「風土」みたいなものを受け入れられた。


就活の結論は、間違ってなかったと思う。



だからこそ早くはたらき始めたいのに、、、
あと3ヶ月、このとてつもなく価値ある時間を、
果たしてオレは何に使うべきなのかな。




内定先の新卒採用を手伝うことになりました。

インターンの最終日、人事のIさんから突然電話がかかってきたんです。
「あのね、新卒採用やらない?」




予定がほぼ真っ白の3~5月。

3月23日に卒業しちゃえばあとはフリーターなワケです。
どこにも所属しないフリーターって、
ホントに不安定な状態なのね。ひしひし感じます。




空白の3ヶ月間をどう埋めればいい経験ができるか。
最も理想的な解決法として当初考えていたリゾートバイト。


でもね、今、LOHASはゼンゼン渇望してないの。
そんなのは30代になってからで充分。


むしろ、途中でイヤになると思う。
そんな生活したら腑抜けになって立ち直れないかも。
そんな自分、ガマンできない!

やっぱり、もっとスピード感のある刺激がほしい。




自分の役割が明確に保てる環境にいたい。
半人前の証拠だね。

だから、フリーターよりも立場の明確なインターンを、
選んでしまいました。
(学生じゃなくても「インターン」と言うのかな?)



新卒採用なんてそう誰でも関われるもんじゃないし、
会社も就活生も本気で臨むから、
アツい想いに触発されてもう一度自分のモチベーションを明確にできる、
願ってもないいい機会だ。



詳しいことはまだわからないけど、
レジュメの作成やアテンドが業務になるらしいです。

がんばりますにっこり




今日はインターンのバイトで残業しました。
それ自体は別にイヤなことじゃなくて。


18時を過ぎて、
派遣やパートで働いてるスタッフの人たちが帰ったあとのオフィス。

緊張がほぐれて、
談笑しながら残った仕事を片付けていく社員の人たち。



「この空間、スキ。」と思いました。

なんて表現したらいいんだろ。
同じことに同じレベルで取り組む仲間と同じ空間で。
自分のプライヴェートな時間にパブリックが侵食するのを許しながら。

そこに自分がいることのきっかけが多重的。

イベント終了後の控室。
帰ってもいいのに帰らない、みたいなそんな感じか。



来年はそこにオレがいるのか。

この空間には違和感ないし、オレにとってはとてもナチュラルなことです。
10以上も年上の社員さんに向かって
「すげー」とか「オレはー」とか素の言葉遣いで話しながら、
仲良く一緒に岩手県の市町村合併の状況を調べるんです。

やっぱりこの会社オレに向いてるぞ♪



マツキヨで買い物をして、ポイントが溜まったんで、
ポイントチェッカーで300円分のクーポンを出したんです。

今度マツキヨで買い物するときに最初から財布に入れておけば、
面倒じゃないよなって思って。



しかし!出力されたクーポンの記載を見てガク然・・・。


「有効期限:発効日から1週間 発行店のみで有効」


普通なら、出力前にクーポンの使用制限について、
画面に表示されるべきだろ!
少なくともローソンのLoppiはちゃんと出るし。

買うべきものはないかと店内を見渡したけど、
前日にクセ毛直し買ったばかりだったし、
特に必要なものはなくて。


迷わずに店員さんに文句を言いました。
「普通は表示されるべきですよね?
キャンセルできないんですか?」

まずはその店員さん、「申し訳ないんですが・・・」

そして店長のおばちゃんが呼ばれ、オレの所へやってきた。

「わたくし店長の○○と言います。
クーポン、そうですよね、申し訳ないんですが
一回出してしまうとキャンセルっていうのはできないんですよ。」

「『有効期限は一週間』って、ちゃんと表示しないと、
ホントはいけないんですけどね、すみません。
ウチのカードはイトーヨーカドーみたいにその場で割引とかできなくて、
レジとポイントチェッカーもつながってないし、
そういうところは遅れてるんですよー。」

おばちゃんの親しげで丁寧な語り口に、オレは思わず
「模範的なクレーム対応だなぁ」と感心してしまいました。
気持ちよくなるほどの接客。

これはポイントで買い物しないと申し訳ないなーと思って、
店内を歩き回って買うものを探すことにしました。
店長のおばちゃんはそれを先導してくれて、
「掃除用品は要らないですかー?」
「入浴剤はどうですかー?」
オレがプロカリテのシャンプーに手を伸ばすと、
「クセ毛なんですか?私もなんですよー。
でもアレンジしやすいので気に入ってますけどねー。
パーマって最近高くなっちゃったでしょー?」


結局、おばちゃんが店の奥から自分の財布を持ってきて、
「お店としてではなく個人的に」300円と交換してくれました。



「また来てくださいね」の見送りに「また来ます」で返しました。

あのおばちゃんの対応がなかったら、
オレは今頃、アンチ・マツキヨになってました。
「客の立場で情報機器を作れない低能なマツキヨ」ってね。

それが逆に、そのお店に親しみさえ感じさせてくれるなんて。
駅の乗り換え連絡通路の途中にあるそのお店は、
ただたまに寄るだけのドラッグストアでしかなかったのに、
またいつかあの店で買い物したいと思わせる、
模範的な「クレーム対応」を体験させてもらいました。





アルバイトで今、千枚単位の源泉徴収票を扱ってます。

とっても地味な事務労働だけど、意外とスキかも。
源泉徴収票って、その人の人生を深読みできるんだ。


名前、住所、生年月日、年収、扶養者、勤務先。
(性別は書かれていない)
個人の生活状況を規定する情報が盛りだくさんなので、
いろいろ想像できちゃうんです。
被扶養者の場合は不十分だし、子どもの年齢とかまではわからないので、
どっちかと言えば、その人がこれまでどんな人生を歩んできて、
いまどういう状況にあるのか、という個人史の妄想になります。

自分と同じ昭和59年生まれの人がいくら稼いでるのかも気になります。



この仕事をしてて感じたのは、
はたらくことがどれほどその人の生活に影響を与えるかです。

源泉徴収票って、本当になんでもない紙切れでしかなくて、
味気なく文字や数字が並んでるだけなのに、
こんな風に人生までも垣間見せる。

人間は、はたらいて稼いだ金で生活してるんだってこと、
紙切れから実感してしまいました。





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