BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

カテゴリ: 企画・イベント

桑沢デザイン研究所という専門学校の卒展(2/28-3/2)に行ってきました。会社の後輩が夜間部に通っているので、誘われたのです。

デザインスクールの卒展で僕が行ったことあるのは母校の筑波大と武蔵美で、これが3つめ。桑沢の卒展は専門学校だけあって、美大の卒展でわりとある「半径5メートルの世界」に引きこもったような作品は皆無で、全体的に訴えるパワーがきちんと備わっている印象でした。
特に、デザインが果たすべき役割と自分の感性へのこだわりをきちんと両立させた作品が多かったと感じました。マーケットのニーズに対する考慮はあまりなさそうだったけど、そんなのは卒業してからぶち当たればいい壁なのでしょう。学校で身につけるべきは、自分のポジションを獲得するみちすじであって、それこそが本質的なことなんだと思います。

作品はゼミごとにテーマを決めて制作され、まとめて展示されていました。おもしろいと思ったのは、あるゼミの「弱さのデザイン」というテーマの展示。経済成長と近代合理主義に沿って発展してきたインダストリアルデザインに対するアンチテーゼで、行き詰まっている日本の問題をデザインを通して学生に考えさせるようなテーマそのものが興味深かったし、それに応えて、例えば完璧でないものを見てほっとするあの感覚を呼び起こすような、包容力のある作品を制作してみせた学生たちを頼もしく思いました。ただしこの「弱さ」という概念は、ヤンキー文化圏が年を追って隆盛を見せる日本においては結局あまり流行らないのではとも思うわけですが。

ホールでは、ファッションデザインコースの作品を見せるショーも開催。出色の出来だったのは鈴木亜紀子さんの「kaleidoscope」。ボディラインの制約から放たれて自由に舞う万華鏡の世界観は、ファッションショーが提供すべき「非日常体験」に到達していたと思います。ほかに、マーケットニーズに対する嗅覚が優れているのは縁結びのデザインを採り入れた「縁」、飛び抜けたセンスを感じたのは原人と思しき(遠くてはっきりと見えなかった)イラストを全面に配した「起源」という作品でした。まぁこれは完全に僕の好みですけどね。

僕の両親はクリスチャンで、小さい頃は、教会の日曜礼拝に毎週連れて行かれていました。
結局僕はクリスチャンにはならなかったけれど、
クリスマスイヴの礼拝だけは特別で、毎年欠かすことなく通っています。


その、通い続けた教会は上野にあるのですが、この宗派の支部のような位置づけで、
本部から担当の牧師夫妻が任命され、数年に一度交代するしくみになっているようです。


昨年も牧師の交代があり、新しい牧師さんにお会いしたのですが、
彼はなんと27歳(既婚)。

2つも年下・・・。

聞いた瞬間、ここ最近でいちばん強烈に、自分がもう若くはない歳であることを
実感させられてしまいました・・・。



クリスマス礼拝の最後は、決まって牧師さんがお話をすることになっています。
これまでの年配の牧師さん(といっても40,50代の方がほとんど)は、
とてもフレンドリーに、やわらかい口調で語りかけるようにお話をされてきたのですが、
27歳の牧師さんは・・・なんか、熱いのです。「若い宗教家」というとイメージにぴったりな、
言い回しはちょっと冗長だけれども情熱的な、まさに「スピーチ」をするのです。


思えば、同世代が信仰を語る場面には、これまでお目にかかることはありませんでした。
さまざまな愛と憎しみが交錯する世界に対して、同世代らしい視点で、降誕祭を祝わんとする
彼の想いのストレートさが伝わってきて、聴き始めはその熱さに少し辟易したのも本音ですが(笑)、
素敵なクリスマスメッセージが聞けて幸せな気分になりました。

それと同時に、自分はああいうスピーチのスキルを磨く機会を
もう5年以上も失くしてしまっているなぁと、危機感を覚えざるをえない、聖なる夜でした。




書きかけの記事を1年も放置してた・・・。
もう完成させられる記憶も気力もないのでうpさせていただく。



◆GFB'12 つくばロックフェス(豊里ゆかりの森)
前年に続き参戦。会場がコンパクトでステージも1つしかない、ゆるーく楽しめるフェス。
それでいてブッキングが繊細で個性的。大好き。

































◆川本真琴 風流銀河girl(渋谷CLUB QUATTRO)



Togetterまとめもあるみたい。

川本真琴ワンマンライブ「風流銀河girl」in渋谷クアトロまとめ


◆LIQUIDROOM 8th ANNIVERSARY presents “UNDER THE INFLUENCE”「bonobos × toe」
友人が仕事で行けなくなったというのでチケット譲ってもらった。






“UNDER THE INFLUENCE”「bonobos × toe」


◆LIQUIDROOM 8th ANNIVERSARY 蓮沼執太フィル/ジム・オルークとレッドゼツリン
蓮沼フィルのライブに行ったのは約1年ぶり。
このライブからラッパーの環ROYが参加。蓮沼さんも環ROYくんも好きなんだけど、
組み合わせが意外すぎて、開演前なぜか俺めっちゃそわそわしてた(笑)
ジム・オルークはおちゃめでかっこよかったけど、この頃めっちゃ忙しくて睡眠不足で、
音が気持ちよいのもあって、立ったまま寝てた(笑)

蓮沼執太フィル/ジム・オルークとレッドゼツリン


◆テーマソング vol.2(四谷天窓)
友人のアコースティックライブ。確か彼の結婚を間近に控えたタイミングだったっけ。
観たのは2度目なんだけど、前回より上手くなってて、
忙しい仕事の合間に時間を見つけて練習してたんだろうなって。すごいや。


◆neutralnation 2012(STUDIO COAST)


◆THIS IS PANIC ワンマン(赤坂BLITZ)


◆安室奈美恵 TOUR 2012 ~20th Anniversary Best~(東京ドーム)



音楽以外の「ライブ」についても。

◆南越谷阿波踊り
自宅から近いんだけど、実はこの巨大イベントの存在を知ったのはつい最近。
ちょっと時間が作れたので1時間弱くらい会場(ストリート)に行ってみた。
阿波踊りがこんなに盛り上がる理由がわかった気がする。

南越谷阿波踊り


◆快快 「りんご」


◆ダンストリエンナーレトーキョー
ASIA FOCUS
シロクロ


2012年はこれまでで最も多くのライブに行った年になった。
ちょっと振り返ってみるよ!

◆MOT美術館講座第45回 蓮沼執太フィル・公開リハーサル(東京都現代美術館)
リーダーの蓮沼くんがこの美術館に期間限定で出展されていたパヴィリオンの音楽を担当していて、たぶんそこから半ば必然的に企画されたフィルの公開リハーサル。「れんしゅうをみせることは、かっこわるいことか?」みたいなメッセージが入ったポスターがあったと思う。
友人4人でほかの企画展に行ったついでに鑑賞。




◆KIDZ NIGHT x CLUB SNOOZER(代官山UNIT)
80KIDZはこれが初見。ファンの年齢層ちょっとおれより若いんだよね。
後輩と行った。
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◆七尾旅人 百人組手 vol.3(赤坂BLITZ)
このイヴェントは面白かった。公式webサイトのスタッフによる説明では「原則としては、各アクトの持ち曲演奏⇒七尾VSアクトのガチンコ即興セッション、という流れで進行しますが、驚きの飛び入りゲストも登場したりと、当日、その瞬間まで、何が起きるかわからない、現場で体感するしかないイベントです。」とあるけど、うん、そのまんま。てか、飴屋法水さんのインパクトが強すぎて、その時見たものをまだ鮮明に覚えてる。
ひとりで行った。


出演者はこんな感じ⇓
Ψ人生おかわりΨ


◆HARVARD ONE MAN LIVE(原宿ASTRO HALL)
ひとりで行った。
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◆三浦大知 DM(横浜BLITZ)
友人が一緒に行く相手を探してたので乗ってみた。ほとんど知らない曲だったんだけど、わぁ盛り上がるわ盛り上がるわ。完全にファンになった。カッコ良すぎ。日本語の歌唱とダンスをこのレベルでやってくれるパフォーマーとしては唯一無二でしょう。
DAICHI MIURA Official Website



◆T.M.R. LIVE REVOLUTION'12 -15TH ANNIVERSARY FINAL-(国立代々木競技場第一体育館)
これも友人から誘われて。ライブ当日にチケット1枚余っていると電話があって。しかもアリーナ最前列(笑)
おれの好きな曲1番手「LIGHT MY FIRE」と2番手「HEART OF SWORD」がラストを飾るとか誰得・・・
ブレイク前の曲「夢の雫」が圧巻だった。




◆ROCKS TOKYO 2012
実はこれが大規模フェス初参戦。いちおう職場の後輩と話し合わせたんだけど、結局サカナクション以外は別行動だったな。晴れてて気持ちよかった。
参考:タイムテーブル



◆THIS IS 節目-タカキHDR卒業&新生ディスパニ披露パーティー-(Shibuya O-nest)
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◆New Action! Vol.37
はがきサイズの告知チラシがなんか引っかかって、とりあえず出演者のYouTubeをざっとチェックしたくらいで、予備知識もほとんどない状態でひとりで行ったマンスリーイヴェント。
主宰の星原くんは、友人の(妹の)知り合いだったらしく、翌月フェスの会場で虫除けスプレーを貸した。びっくりした。
New Action! Official Website


下半期に続く(いつ書けるかな・・・)

マラソンの市民レースに、初めて参加してきました。

柏・我孫子の「手賀沼エコマラソン」、ハーフマラソンです。

(よく考えてみると高校3年のときの「こいのぼりマラソン(10km)」があるけど、
あれは学校行事で強制参加だったので、考えないことにする)


目標タイムは、2時間以内は必須。
フルマラソンでサブフォーを目指すなら1時間50分は切りたい。
けれど、最近のロードワークの調子は良くなかったし、難しいかなと考えていました。


会場に着いたら、日差しが超強くて、長袖のウェアしか持ってこなかったことを後悔。
スタートするときは、1時間50分の目標は完全にあきらめていました。

最初の2kmはゆっくり、一緒に出場した経理部のマネージャーと並走。
彼(40代前半)は僕より速いタイムを持っているので、
2km手前からペース上げて先に行ってもらいました。

結局6kmまでは、キロ5分30~40秒くらいのペースを維持。

5.5kmぐらいのところで、人生初の「給水」w
あれってほんと難しいね。ぜったい人にぶつかるし、走りながらは飲めないし。

給水過ぎたらペース上げようと考えてたけど、急にコースがせまくなって、
ランナーも多くて、6kmから7kmの間で徐々に人を追い越すコツを掴んでいきます。

そしたら7km以降、キロ5分を切るくらいになってしまう。
キロ5分って、普段10km走るときのペースですよ。
あわててペースを落としてみるけど、しばらくするとまた上がる。
そんなにペース上げてないつもりだったのに、これがレースの難しさですか。

10km過ぎくらいで、ポケットに入れておいたチョコレートが溶けてないか
心配になり、取り出してみたら、大丈夫でした。
せっかく取り出したので、まだ早いかなと思ったけど、そこで食べます。

12km過ぎの急な登り坂と下り坂まではそんな感じだったけど、
このあたりから自分を追い抜く人がいなくなって、自分が前を追い越すだけなので、
走りやすくなってきました。タイムも、キロ5分10秒くらいで安定してきます。
厚めの雲がかかり始め、日差しがほとんどなくなったのも好材料。

14kmくらいで沿道の子どもたちが車道に手を伸ばしてたので、
カッコつけてスピードに乗って連続タッチしてあげたら、さらにぐんぐんスピード上がっていきます。
今日は体調がいいと感じたので、そのままキロ5分くらいで走ることに。

16km手前の橋を渡るゆるい坂を登るとき、終盤のためにペース落とそうと考えたのですが、
16kmポイントを過ぎるとき、スタートからの計測で1時間23分50秒。
このままのペースで走れば1時間50分を切れることに気づきました。

かなりキツくなるだろうけど、これならいけるかも。

終盤のスタミナ切れに備えて貯金を作るため、キロ5分を切るペースへ、ギアを入れます。


17.5kmぐらいで、先を走っていた経理部のマネージャーを抜き去り、
最後の給水もペース維持を優先して、ひとくちだけ。

20kmポイントで、1時間44分5秒くらい。いける。

さすがにラスト1kmは足に力が入らなくなり始めましたが、
前を走るランナーを見定め、「あの人は絶対抜こう」と決めて、
その人を抜いたら、さらに前の人をターゲットにして、といった具合に
ペースを維持するモチベーションを保っていました。


フィニッシュ。自己計測で1時間49分47秒。
やったぜ!



初レースの感想。

ペースに流される、というのがどういうことかわかりました。
ランナーが大勢いるせいか、実際のタイムより「遅い」と感じてしまうようです。
だから焦って、自然とペースが上がる。
これ自体はいい事で、オーバーペースで調子を崩すことさえなければ、
ひとりでロードワークをする時より確実に速いペースを維持することができます。
たぶんこれがレースの面白いところなんじゃないかな。


今日、市民ランナーとしての第一歩を踏み出したわけですが、
来週は川崎の駅伝大会で10km、
11月末にはつくばマラソンに出場します。

特に駅伝はプレッシャーが強いけど、初レースが成功して、自信が持てました。

さて、好タイムめざしてがんばりますよ!


半年前のとある講演会の質疑応答で、
盲学校の女性教師が披露した話が、今も印象に残っている。

学習意欲旺盛な、ひょっとしたら健常者よりも熱心に勉強する生徒に対して、
どうしてもうまく教えられなくて困っているのが、色、だと。


盲人が、限られたインプットゆえに聴覚が研ぎ澄まされて、
たとえば音楽の感性が伸びることはあっても、
視覚による多くの芸術的感性を伸ばしてやることはできない。

特に色の説明は困難を極める。
赤はあたたかい、青はつめたい。
そんな説明で、どこまで理解してくれているのかわからない。
茶色は木の色、緑は葉の色。
そんなの、木も葉も見たことのない彼らには意味が無い。

人間の作った言葉がいかに不完全であるかを思い知らされる。
こんなに身近なものを示すのに、充分な表現が無い。


普通に生活をしていると、言葉を磨いていく機会があまりにも少ないと思う。
言語は思考を規定する重要な要素だけど、
即物的、場当たり的に言葉を使っていると、考えが徐々に貧困になっていく。
かといって、商業的に扱う記者や作詞家やコピーライターならどうかと言えば、
やっぱり一般の人たちに受け容れられることを書かなきゃいけないから、
ノイズのような言葉で耳を留めるテクニックに長けてはいても、
人間の言語、ひいては思考を拡張するような領域には達しない。

理工系や政治経済の教育も重要だけど、
キャリアに直接結びつかない言葉の教育がなおざりにされている気がする。
そんな状況下で、ソーシャルメディアの台頭。
バーバルなコミュニケーションが減って文字のやり取りが増えた。
倍々ゲームで言葉が貧しくなるか、それとも磨きをかける機会になるのか。

六本木ヒルズのアリーナ(テレビ朝日の前)で、
期間限定で太極拳の講座(?)みたいなのが開催されてます。
ラジオ体操みたいな感じで。

面白がって、同僚の子と2人で参加してきました。


朝7時30分から。

早ぃ…。


朝5時起き。中野で人身事故が起きてもめげずに、
開始時間にちょっと遅れて会場に到着すると、既に200~300人ぐらいの参加者が。


ステージの上に、サテンの白い道衣(?)を着たおじさんが立ってて、
マイクで太極拳の動きをレクチャーしています。
それを囲むように、いろんな格好の参加者がそれを見ながら動きを真似ます。
続けて参加しているのか、慣れた動きを見せる人もちらほら。

運動神経の鈍いおれは、その滑らかな動き通りにはなかなかできず、
気づけば周りの人と反対の腕を押し出し、反対の脚を蹴り上げていました。

難しい・・・。

でも終盤、音楽を流してその演武をした時には、割とスムーズにできて。
そういうのは、「次のこの足を出して」っていう風に考えるのをやめた時。
あるポーズから次のポーズへ、いちばん自然に体を動かそうとするのが正解みたい。


なかなかおもしろい体験でした。

2009年7月22日。
インド以東アジアの一部地域で起きた皆既日食。



仕事の休みをこの日に合わせて(俺って計画的!)、部屋でテレビ中継を見た。



よかったのは、NHKの中継。
(NHKがYouTubeに公式アップロードしてるので要check!)

中継場所は、悪石島・屋久島(森の中)・硫黄島・太平洋上の客船。


他局と比較してみても、さすがに自然観測系の番組はNHKに軍配。
民放は、芸能人の皆様が面白おかしくしてくれたけど、
天体ショーにボケとツッコミはいらないぜ。

フジテレビは「5元中継」と謳っていて、そのうち皆既帯は3箇所。
中継場所は、悪石島・奄美大島・屋久島・沖縄本島・お台場。

日テレは、たまたまチャンネル回したときに、
スターにしきのが「空に太陽がある限り」を熱唱してた…(笑)





快晴に恵まれて皆既日食が観測できたのは、硫黄島とその近海の太平洋上。




硫黄島は一般人の立ち入りはできないので、
NHKのスタッフは、国立天文台の調査チームに自衛隊機で同行。
レポーターも、アナウンサーではなく地味な解説委員が務めたというのがユニークだ。

超高倍率カメラで太陽のプロミネンスまで捉え、くっきりと映像に映し出す。
図鑑とかでイラストで見るけど、映像ではなかなか見られないので、とても貴重だ。




もう一方の中継は、皆既日食を見るための550人規模の航海ツアーの客船から。
こちらは、NHKのアナウンサーと専門家の教授が同行。

皆既の直前・直後に見られたダイヤモンドリングがとってもキレイだった。
これが新婚旅行だっていうカップル客がいるって・・・何それ!最高!

あと、空全体が暗いのに水平線上だけ夕焼けのようにオレンジ色になった映像も、
教授の解説を聞けばたしかに納得なんだけど、見たことのないそのスペクタクルは圧巻だった。






よく考えてみる。
太陽と月の「大きさ」の比率と「地球からの距離」の比率が一緒、というのは
宇宙じゅう探してもそうそうあり得ない奇跡中の奇跡だ。



そして、太陽と地球、そして月の関係は、もうどれだけ考えても奇跡としか言えない。

太陽と地球の距離が絶妙で、それがたぶん0.1%でも違っていたら、
たぶん俺はこの世界にこの姿では生まれてきてないんだろう。

月の公転周期と自転周期はまったく一緒で、常に地球に同じ面を向けている。
これも月という天体の神秘だ。

そして、皆既日食。
太陽が人間やその他の生物にとってどれだけ決定的な影響、強いエネルギーを持っているのか、
自分が今ここにいるということの根源にもそれがあるということを、
体の芯で実感するような感覚だった。





観測航海ツアーの参加者が、その参加動機として異句同音に話したこと。
「あの現象をたいせつな人といっしょに体験したい」


次に日本国内で見られるのは2035年9月2日。
51歳のおれのたいせつな人は誰だろうなぁ。




マンガブームが来ている!!

自分にだけ。



・彼氏彼女の事情

6巻まで持ってた。

弟のマンガ専用本棚の奥の方に置かせてもらってたんだけど、
弟のマンガが増えてきて追い出されてしまったのをきっかけに、
数年ぶりに読んでみた、

ら、ハマった。

とりあえずe-BOOKOFFで安くなってる13巻まで大人買い。



さて、通勤の電車内でマンガを読むという行為に抵抗が無くなり、
こうなってくると自然と本屋に足が向かうのだな。

書店ではポップで、古本屋ではパラ見でざっと判断し、
いくつかのマンガを購入。個人的に当たりだったのが次の3つ。


・土星マンション

・交響詩篇エウレカセブン

・青空エール


いずれレビュー書くよ。

32年目の秋のスポデー。


来年からは全く知らない学年が運営をすることになるから、
今回のスポデー、俺にとってひとつの区切りになるんだろうと思う。


2日間、
開会式からプチ打ち上げの片付けまで、ずっと会場で見てたわけじゃないけど、
企画の内容、制作物、どれをみても、ちゃんとSD委員の工夫や試行錯誤が見え隠れしてて、
すごくいとおしかった。


陸上競技場が使えない逆境が、逆に成長させたのかも、
なんて言ったら、他人事言うな、とアイツらに睨まれそうだな。


りょうすけの作ったムービーには、正直に言うとかなりドキドキした。
(アイツのこれまでの一番いい仕事かも…)
31代のOBが考えたムービーのメッセージや、くす玉の言葉に、
以前のような明るさや安直さよりも、研ぎ澄まされた素直な想いを感じて、
胸が熱くなった。



プチ打ち上げで見た、1・2年生の笑顔。

3年前のプチ打ち上げを思い出した。
あの時目にしたのと同じ。

夢のつづきを、見ているような気がした。



本当にみんな、笑顔、笑顔、笑顔。
笑顔がいっぱい。

ゆうきが統括したスポデーは、
俺が目指したスポデーのその先に辿り着いた。


俺の代が方向性や課題を明確にして引退したことで、
ゆうじの代には窮屈な思いをさせてしまった。
りょうすけの代も、それを継承して、必死に何かを守ろうとしてくれたと思う。

その地固めの時期を終え、ついに躍進を見せてくれたのが、今年のスポデーだった。
エキシビジョンマッチを成功させ、
会場・時間の制限に合わせて学企の枠を柔軟に変え、
セグメント別の組織広報に本格的に着手。
秋の打ち上げ参加者数100人超えも果たした。


3年生の、達成感に満ち溢れた笑顔。
支えあったお互いを讃えあう、
お疲れさま、と、ありがとう。



俺の想いが、ここに通じてた。
最後まで見届けてよかった。


みんな、ありがとう。





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