BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

2006年01月

ついにバイトをやめる日がやってきた。

なんだかんだ言ってもやっぱり感慨深い。


あんなに丁寧な接客、他のバイトじゃできないし、
世の中の平均的なライフスタイルってのが見えてきたし、
仕事っていうものの難しさも実感できたし、
自分に何が向いているかもはっきりと見え始めたし、
頼もしい社会人と出会い、ほんとにいろんな話ができた、
なんてステキな経験だったろう。


これで、
抱えているものが就活と勉強だけになった。

これまでの3年間からしたらまるで考えられないような生活。

実際のトコ、SD終わってから
バイトに対してのモチベーションが上がったよな。うん。

過ぎていく時間にもゆとりを感じてる。
就活始まると忙しい、って言うけど、以前のほうが断然忙しかった。

アイツがいかに俺の学生生活を規定していたのか、
どれだけ自分の時間をアイツに貢いでいたのか、
これでやっと証明できたよ。

集中講義の表象文化論演習を受けた。
阿佐ヶ谷美術専門学校講師で映像作家の末岡一郎氏による、
前衛映画の歴史と現在の解説。

相変わらず比文の集中授業にはいろんな学類から人が集まる。
今回は比文生率3割前後じゃないかな。
それだけ趣味的で、そういう事柄をアカデミックにアプローチする、貴重な機会だと思う。

電気を消してひたすら映像作品を鑑賞したのでめちゃめちゃ眠かった。
でも実験的な映像作品は個人的に興味の強いジャンルなので楽しかった。

講義を受けた人しかわかんないけど、特に「好き!」と思ったのが、次の3作品。


"RHYTHM 21" (Hans Richter)
1921年の作品で、ある楽曲のリズムに合わせて
複数の四角形が拡大・縮小を繰り返すモノクロ・サイレント映画。
かなりおもしろいと思わん?
実際は地味なんだけど、今の時代に見てもセンセーショナル。


"P.クーベルカ「アルヌルフ・ライナー」のスコアにより構成されたリズやフランキーの出る映画"
(末岡一郎)
上の作品の発展形といえば良いか。
友人の楽曲を無像と白像のみの構成に置き換えたクーベルカの作品をもとにした、
講師の末岡さんの"Requiem for Avant Garde Films"というモンタージュの連作のひとつ。
無像、白像の部分にそれぞれ時代の異なる別の映画のシーンを当て換えてある。
うーん、説明が難しいな。ポケモンのポリゴン事件を思い浮かべて欲しい。
あれに準じるペースで画面が切り替わり、時に重なって見えるのだ。
活躍した時代の異なる俳優の夢の共演。
象の暴走と男女の情動がうまくダブってくる偶然性がとてもおもしろかった。


"Nostalgia" (Horis Frampton)
15枚のモチーフとなる写真についてコメンタリーが淡々と語られる。
写真を順に電熱器の上に置きながら、焼ききったら次の写真に移る。
これに似た手法はハリウッド以外の洋画でもたまに見受けられる。
これもすごく地味なんだけど好き。
ちょっとずれるけど、GAINAXがエヴァやカレカノで披露して論議を巻き起こした
あの文字表現によるモノローグ構成を思い出した。俺はあれかなり好きなんですよ。


短編映画はおもしろい。
まず第一に興行を目的にしていない。
だから常識が疎外されてる。
思考を停止させる「ストーリー」が要らない。
製作側にとっても意図を伝えやすいだろう。

9.11を題材に、世界各国のアーティスト11人が
それぞれ9分11秒の短編映画を作った企画がある。
知ってる人も多いだろう。『セプテンバー11』。
最上級にショッキングなものからくすっと笑えるものまで。
たぶんレンタルショップにあるはず。ぜひ一度ご覧あれ。

「デスノート」:藤原竜也主演で実写映画化

もう人気漫画の映画化は常道になってきたね。
人気があるから宣伝に失敗してもある程度の興行収入が見込めるんだろう。
国産映画のマーケットが広がって競争が激化してるのもあるな。

今度は「デスノート」。

さぁて、どうなるか。

青梅マラソン:窮地

「こんど大規模な競技マラソン大会をやることになったんだ。
東京都の威信賭けて、ニューヨークシティマラソンとか世界に負けないスゴいやつ。
スター選手呼んで盛り上げるんだけど、
プロ選手の大会とかのスケジュール考えると、この日じゃなきゃだめなんだ。
だからさ、ちょっと青梅さん、そっちの日程ずらしてくれないか?」

「はぁ?こちとら40年の歴史ある市民マラソンなんだよ!
地元に愛され市民ランナーに愛されてるこの大会の日程を変えろだと?
お前ら規模の大きさを競うだけで、市民ランナーはないがしろにしていいと思ってるのか!」


一週早めたり遅くしたりって、
実はかなりたいへんなことだったりするのは、みなさんご存知のとおりで。
例えば春のスポデー。
学年歴とスチューデンツの編集と準備期間の確保の関係で、あれ以上は早められない。
かといって次週にやど祭、それより後は梅雨シーズンということで、
遅らせることも難しい。

青梅の主張もわかるし、怒りと困惑も伝わってくる。
都の考えも理解できる。東京という世界都市行政の使命でもある。
10年後のオリンピック開催誘致に動き出したらしい。

食事をコンビニで済ませるとき、悩んだら手を出すのがこれ
ヤマザキ製パンの「アップルパイ」。

甘さがちょうど良くて、飽きがこないのだ。
ロングセラーもうなずける。



俺の就活
最近のキーワード:

BtoBビジネス
楽しい計画
10年後の事業展開



ビジネスになる社会の構成物4つ。
「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」

このうちで俺にとって最も志向が弱いのは「カネ」。
そのビジネスがおもしろいとはてんで思えないのは、
以前参加した銀行のセミナーで実感済み。

それと、カスタマー相手に「モノ」を売るビジネスも、
あくまでも「モノ」が主人公であり他の誰がやっても同じような気がしてあまり気が乗らない。
メーカーには最初からほとんど興味がなかった。
トヨタでもソニーでもサントリーでも資生堂でも、
そんなに楽しいことできるのかなって考えてしまうのだ。
(これから隆盛を迎える「コンテンツ」もおもしろいけど、俺は黒子にはなりきれないと思う)

「ヒト」はどうかな。
人間の夢や生活に接する、一番温度の高いビジネス。
就活始めて最初に興味持ったのは人材業界だったんだけど、
社会へのダイナミズムが感じられなくて結局興味がなくなった。

誰のものでもない「情報」を扱うビジネスが、自分の性に合ってるんじゃないかと思ってる。
業種で言えばコンサル、シンクタンク、商社、ネットビジネスなど。
多くはいわゆる「BtoBビジネス」だ。
それは言い換えれば「相手も本気なビジネス」。だから空回りがない。
実は販売業や人材紹介業よりも、クライアントと突っ込んだ話ができるんだ。
商材は、まさに情報をさばく個人の能力。



最近いい自己分析ツールに出会った。
学情ナビの適職診断テスト。

診断結果いわく、
「価値を置くこと:チャレンジ、楽しむ、可能性、楽観、選択肢、将来の計画、堪能、変化」
「楽しく愉快な気持ちで溢れ、楽しい計画で頭がいっぱいのときに満足を覚える」
「変化と刺激の多い状態にいることでモチベーションがあがる」
「自分自身がいつまでも仕事に対して新鮮な気持ちでいられて、
 好奇心を持ち続けられる職種が向いている」
「変化に富んだ、新しい出会いがある、最高のものを味わえる環境に惹かれる」
「理想主義の未来志向」
「適職:記者、ウェディングプランナー」
だそうだ。

適職診断で俺が毎回お目にかかる「記者」は置いといて、
「ウェディングプランナー」とはね。笑
実はここ一週間で急速に気になりだした職種がウェディングプランナーだったのでかなりビックリ。
だってすっげー楽しそうじゃん?
当事者が人生賭けて本気モードで俺にプランニング頼んでくるんだろう?
やりがいありそー!
でも男性のプランナーって聞かないなー。

ともかく、中途半端にキャリア志向な俺の性格をもっと正確に表すフレーズが続出。
これでエントリーシートすらすら書けちゃったし。
成果より満足を重視するっていうのは、俺の性格の重要な部分だと思う。



よく友達に、「どの業界を志望してるの?」と聞かれるけど、
そのたびに返答に詰まって、適当に濁してしまうことさえある。

それは俺が業界のカテゴリーを意識せず、
「自分自身がいつまでも仕事に対して新鮮な気持ちでいられて、
 好奇心を持ち続けられる職種が向いている」
「変化に富んだ、新しい出会いがある、最高のものを味わえる環境に惹かれる」
のポイントで企業を選んでいるから、だと思う。

リクナビのマイページを開くと、
業種も規模もバラバラの企業が並んでる。
ベンチャーがだいぶ多いかな。

ちゃんと10年後の事業展開を自分なりに予測して、
経営体質も自分で見られる部分だけは見極めたい。
KネボウやLドアみたいな貧乏くじを引かないために。



いてぇー!

蜂に刺されたーっ!


部屋で着替えてるとき、
洋服の中に隠れてた蜂に腕を刺された・・・。
袖を通した途端に激痛が走って、最初は何が起きたかわかんなかったけど、
服を裏返しにしてみたら、そこに「蜂」出現!
干してるときに入り込んだのか。


ネットで調べて見た目から判断すると、アシナガバチっぽい。
針は刺さってなくて、いちおう流水で洗ってオロナイン塗ったけど、
2時間、まだ痛みが続いてる。

どうしたらいいんだ?
病院行ったほうがいいのかな?

ついにはじめての採用面接。
コンサルティングを展開するベンチャーS社の一次面接でした。
履歴書を電車の中で書くほど、全然準備ができてなかった・・・。

5年前から採用は新卒一本にしたという企業だけど、
知名度が無くて学生が集まらないと困っているみたい。

おもしろそうだから、受けてみました。
4人収容の小さなミーティングルームで、面接官1対学生2での面接。
あまり緊張はしませんでした。
(SD委員長の1年間で得た最大のものは、あがり症の克服かも。)

面接官との質疑応答の中でも、また新たに自己分析ができました。
なんのことはない面接だったかな。

第10回MTGF、降水確率70%の予報だったけど、
企画開始まで雨は降らず。
しかし一縷の望みは消え失せた。
14時過ぎ、理事長の到着を駐車場の入り口で待つ村上圭氏はびしょぬれ。

みんな傘がないのか。
実委室の不用傘約30本を拝借して、来場者に配った。

誘導チームの動きを全部最初に当日スタッフに伝えておいて正解だった。
本企、情シスの1年生はさすがに優秀。みんな自分から動いてくれた。

学生委員の中心メンバーは、雨のイベントしか知らない。
雨天時の対応に慣れている感があった。

考え方としては簡単だ。
「完璧」を目指す動きから、「最善」を目指す動きにシフトすればいい。
あとは体力勝負。





疲れた。






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