BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

2009年07月

今日、25歳になりました。


最近は、練馬区で夏の間だけのの一人暮らしをしながら、ミッドタウンに通勤してます。
仕事では刺激になるような出会いは少ないけど、
そこそこ仕事のできるヤツとして順調に作業をこなしています。
でも、一日先もどうなるかわからない現在の市況および会社の状況の中で、
なかなかビジョンとかは描くなくてね・・・。
仕事で熱くなれたら最高だけど、今の仕事で滅私奉公する気にはなれないのです。


でも、昨日、これまでの数年間に取り組んだことを思い起こしてみて気づいたのは、
学生時代はもちろん、社会人になってからも濃密な時間を過ごしてきたこと。
意図せぬ異動でいくつもの部署を経験したおかげで、入社2年2ヶ月にして、
個人顧客と接する仕事もしたし、営業も少しだけかじったし、
総務や企画に近い資産管理の仕事もしたし、すっかり事務っぽいこともやってます。
すべてが求めたことではないけれど、何かに役立つだろう/役立たせたいという
意識は常に持ってやってるというのは本当で、希望は捨ててないのです。


学生時代にいろいろな事に取り組んで身につけた気になっていた「推進力」と「分析力」。
会社ではなかなか歯が立たず、その能力の中途半端さに気づきました。
それでも、会社という組織がいかに多様な側面を持ち合わせているかを体験できて、
社会に出てよかったと思うし、応用力は何としても磨きたいと思うのです。




ふと考えてみると、25歳は母親がおれを産んだ年齢。
その気になれば家族も持てるし子供もつくれる年になったけど、
まだまだおれは少年の気分が抜けません。
責任感の低さや当事者意識の低さに反省することもあるけど、
夕日やスイーツにいちいち感動していられるのは、悪くないことだと思います。


もう、そう何度もしくじってはいられない歳になってしまったけど、
だからと言って代わりの生活や逃げ道をつくってばかりいたら、
ますます動くのが億劫になって、機動性もアクセントもなくなってしまうんだろうね。
だから、すべてに全力投球っていうまじめなスタンスは、大人の誘惑に負かされることなく、
堅持していかなきゃ!と思った、25歳の誕生日でした。




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中央線には変な人が多い。


この話を同僚に話したら、激しく共感された(笑)
やはりそういう印象は他の人にもあるのか。




ちょっとイッちゃってる変わった人を、ほんと良く見かけるんです。


白いジャケットと綿パン、麦わらのハットを被り、
ハート型のサングラスをかけて音楽にノリノリなおじさん。


茶髪坊主頭で仕事帰り風の若い女性。


無化粧・髪もボサボサで、花柄の黒い袖無しブラウスに、
70年代のフォークと闘争の香りがするオバさん。


「あなたのとりこ」と書かれた白いTシャツを着た奥さんと、
ベビーカーを押す旦那さん夫婦。





中央線沿線が、住宅地でありながら文化の生成地区でもあることと、
関係しているのでしょうか?

山手線の外にある、若者に人気のある街として、
下北沢と並んで評される高円寺と吉祥寺を擁していることはどうでしょう?






それと、中央線の乗客の傾向としてもうひとつ挙げられるのが、

美男美女が皆無に近いこと。



男子学生たちも、ファッションに気を遣ってる人をほとんど見かけないし、
そのセンスのなさといったら!
女子学生はまだマシですが、目を引くような子はいないです。
中高生なんて、あと一歩間違えればハナ垂れ小僧になりそうなダサイのばっかり。

ビジネスマンでも、細身のスーツでビシッとキメてる人はまずいない。
美しい雰囲気を漂わせる感じのOLも滅多にいない。
地下鉄および東急線に乗っているこの層と比べると、差は火を見るより明らかです。

唯一見た目に気を遣っているのが、60代以上のおばあさん達だけ。



この要因を推測するヒントになりそうなのが、
若い男性のヘッドホン利用率の高さ。

おれの経験上、音楽フリークとファッションフリークは相容れない場合が多いと
勝手に思っています。

推測にはなりますが、この地域には、
周りに気を遣うことに執着することなく、自分の趣味嗜好を確固として持つ
という文化的素地が醸成されているのかもしれません。




エヴァとFREAK'S STOREのコラボTシャツを2枚買った!


1枚は、濃紺の地に「BLUE PATTERN IT'S ANGEL!」(パターン青!使徒です!)と書かれたもの。
このセリフにいつも萌えてしまうおれはやっぱりオタクかぁ。
英語で書いてもファンには一発で気づかれるところがポイント。


もう1枚は、渚カヲルの横顔をモチーフに彼のセリフを配したイラストが描かれた、ライトグレー。
こちらについては、言わないとカヲルだと気づかないので、
黙ってればふつうにイラストTシャツとして使えるというのが購入動機。



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TV観ないからCMの話題がわからない。
こんなCMオンエアされてたんだ。

木村カエラとスヌーピーの出てるホットペッパーのCM、
めっちゃかわいくていいなぁ。

ホットペッパーCM劇場


2009年も折り返しを過ぎてもう7月。
たいへん遅ればせながら、昨年の公開映画の
お気に入りランキングTOP10をまとめました。

いずれの作品もほんとにオススメ。
DVDレンタルも既に出揃っているので、ぜひ!夏休みに観てみてください!


2008年のお気に入り映画TOP10 - Choo DATABASE & REVIEW




2009年7月22日。
インド以東アジアの一部地域で起きた皆既日食。



仕事の休みをこの日に合わせて(俺って計画的!)、部屋でテレビ中継を見た。



よかったのは、NHKの中継。
(NHKがYouTubeに公式アップロードしてるので要check!)

中継場所は、悪石島・屋久島(森の中)・硫黄島・太平洋上の客船。


他局と比較してみても、さすがに自然観測系の番組はNHKに軍配。
民放は、芸能人の皆様が面白おかしくしてくれたけど、
天体ショーにボケとツッコミはいらないぜ。

フジテレビは「5元中継」と謳っていて、そのうち皆既帯は3箇所。
中継場所は、悪石島・奄美大島・屋久島・沖縄本島・お台場。

日テレは、たまたまチャンネル回したときに、
スターにしきのが「空に太陽がある限り」を熱唱してた…(笑)





快晴に恵まれて皆既日食が観測できたのは、硫黄島とその近海の太平洋上。




硫黄島は一般人の立ち入りはできないので、
NHKのスタッフは、国立天文台の調査チームに自衛隊機で同行。
レポーターも、アナウンサーではなく地味な解説委員が務めたというのがユニークだ。

超高倍率カメラで太陽のプロミネンスまで捉え、くっきりと映像に映し出す。
図鑑とかでイラストで見るけど、映像ではなかなか見られないので、とても貴重だ。




もう一方の中継は、皆既日食を見るための550人規模の航海ツアーの客船から。
こちらは、NHKのアナウンサーと専門家の教授が同行。

皆既の直前・直後に見られたダイヤモンドリングがとってもキレイだった。
これが新婚旅行だっていうカップル客がいるって・・・何それ!最高!

あと、空全体が暗いのに水平線上だけ夕焼けのようにオレンジ色になった映像も、
教授の解説を聞けばたしかに納得なんだけど、見たことのないそのスペクタクルは圧巻だった。






よく考えてみる。
太陽と月の「大きさ」の比率と「地球からの距離」の比率が一緒、というのは
宇宙じゅう探してもそうそうあり得ない奇跡中の奇跡だ。



そして、太陽と地球、そして月の関係は、もうどれだけ考えても奇跡としか言えない。

太陽と地球の距離が絶妙で、それがたぶん0.1%でも違っていたら、
たぶん俺はこの世界にこの姿では生まれてきてないんだろう。

月の公転周期と自転周期はまったく一緒で、常に地球に同じ面を向けている。
これも月という天体の神秘だ。

そして、皆既日食。
太陽が人間やその他の生物にとってどれだけ決定的な影響、強いエネルギーを持っているのか、
自分が今ここにいるということの根源にもそれがあるということを、
体の芯で実感するような感覚だった。





観測航海ツアーの参加者が、その参加動機として異句同音に話したこと。
「あの現象をたいせつな人といっしょに体験したい」


次に日本国内で見られるのは2035年9月2日。
51歳のおれのたいせつな人は誰だろうなぁ。




西川美和監督、鶴瓶主演の「ディア・ドクター」は確実に今年のNo.1を争う名作。

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この映画は感動作でも謎解きものでもない。
宣伝では「嘘」の内容を勿体ぶっているけど、予告編やその他の事前情報ですぐに見破れるし、
むしろ「嘘」の内容を了解した上で観たほうが、「入ってくる」ものが多いだろうと思う。


個人的に強烈に苦しく刺さったセリフ。
「誰も伊野の話を聴こうとしていない。お前らが伊野を本物に仕立てたんじゃないのか。」

気を利かせたつもりの信頼関係が本当は誰のためなのか、それが人を苦しませているかもしれない。
善意とも悪意ともいえないただ醜悪な欲で動くのが人間という生き物なのかもしれない。
観る者に自問させ、役割とか信頼とか資格とか成果とかについて問い直す。
実は大きなテーマは用意されてない。だからこそ各自の不安や問題意識に寄り添える。
観ながらこんなに入り込んでしまった作品はこれまでなかった。

予告編映像はこちら





ついでの話だけど、観る映画を監督で決めることが多いもんだから、
最近観た映画の主演が鶴瓶やカンニング竹山っていう、あまり涼しくない状況。
でも「守護天使」は、主演のカンニング竹山の超カッコいいシーンが最高!



良かった。泣きそうになった。


エヴァの影響を強く受けた90年代末のアニメブーム。
庵野監督の仕掛けだったら何でも許せてしまうのは、
それを中高生のときに経験した世代にとって、
そのスタンス・表現方法への回帰こそどこかで望んでいたことだから。



新劇場版2作目「破」の段階ではまだ、本作のみを鑑賞対象とするならば、
意表を突く展開やトリックはラストを除けばほとんどないけど、
そのシンプルな展開は、これまでのファン層以外に受けていると思う。


しかし。エヴァファンからすれば意表を突きまくっている。
TV版は、本当はドラマチックな展開をわざわざわかりづらくするもどかしさがあった。
それが、新劇場版では驚くほどスマートに整理され、
キャラクターたちの感情表現はかなりわかりやすくなり、
次々と襲来する使途との緊張感溢れる戦闘シーンで、観客を高揚させ続ける。
新劇場版の「再構築(リビルド)」は、エンターテインメントとしてのわかりやすさを非常に重視している。
だから、こっちもシンプルに反応すればよいのだ。




それでも、これだけフォロアーのいるエヴァだから、
自作では賛否両論を呼ぶ結末になるかもしれない。

でも結局おれは受け入れてしまうだろう。
批評が利かない。
おれにとってエヴァってそういうものなんだ。

梅雨が明けたっ!

おちまさとさんがブログで書いてるとおり、
梅雨明けより嬉しいニュースってないよね!

暑くても太陽サイコー!

最近、千駄ヶ谷にある「東京体育館」のプールに通っている。

ここのメインは50mプール。
大学にも50mはあったけど、センターラインで区切られていて、
体育の授業で使用したのは半分だった。
※もう半分は水球のために確保されてた。日本代表選手もいたしね。


スポーツジムの25mプールだと、ターンが苦手なおれは、
休みなしで50mを泳ぎきるをあまりやったことがなくて、最初は不安だったけど、
いざ試してみたら、ほとんど問題なく泳ぎきることはできた。

むしろ、50m休みなしで泳ぐと、自然とペースも速くなって、
1回の遊泳で泳ぐ距離を稼げるようになった。
以前は1000mがやっとで、それがおれの限界だろうと思っていたけれど、
昨日ついに2000m越えを達成。
箱を変えるとこうも変わるのか。


7月に入ってからは、近所の武蔵野市営プールが屋外プールの営業を始めたので、
専らこちらに通っている。
焼ける陽射しと冷たい水が超気持ちイイ。
モチベーションも上がるものだ。


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