BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

2010年01月

世の中に流れる情報を見渡すと、疑いだらけだ。

疑いは人の興味を惹き、売れるからだろう。
ワイドショー、週刊誌の見出し。

扱ってる内容は、しょーもないことか、
あるいは、とても重要な事象の、どうでもいい瑣末な部分。

それが、必要以上に疑り深い風潮を助長しているとはいえ、
それらは僕らの需要に応えるだけの供給でしかないのだと考えると、
なんだかとても虚しい気持ちになるんだけどね・・・。


「政治家□□の闇献金を暴く!」
「野党が□□法案に乗り気でないホントの理由」
「女優□□の過去は□□」
「就職に強い大学トップ30」


こういう情報が気になるのは、騙されたくないから。
騙されたくないのは、自分が損をしたくないから。

そう考えて、騙されるリスクを軽減しようとすることは、
賢い判断かもしれない。

損しないことに越したことはない。けれど、損失が大きくなければ、
正しい情報を得ることに執着する必要はないといえる。
むしろ、それにかけた労力の分だけ、逆に損失を大きくしていることも。

騙されたくないというプライドが、既に人の自尊心を傷つけ、
不安を増幅させ、必要以上の疑念を市中に蔓延させる。

そんなの愚かだ。楽しくないよ。
人間は、その不幸から自由になれないものだろうか。


けれど、相手の行動や成果を疑って検証することも、
時に役に立ち、相手のためにもなると、最近では考えるようになった。

数年前に流行ったホワイトバンド。
広告費やその他の諸経費を差し引くと、実際に寄付に回るのは数%。
騙そうと思ってやったとは思わないけれど、生み出した価値は期待はずれで、
金銭的な部分より啓蒙的な部分の方がまだ効果があったぐらいかも。

志を共にする仲間と最高の成果を生み出したいとき、
錯覚に陥って失敗しないために、批判的に検証する。

内定者ビデオ研修で俺が成果を残せたとき、
思い込みに騙されるリスクを軽減するためにとった行動は、
少々冷徹だったかもしれないけど、オレができる貢献だったんだ。


自分にとってどうでもいいことは、どうだっていいじゃない。
心の健康を害さない程度に、周囲を疑い、騙されるリスクを軽減していけば、
決して悪くない、満足のいく結果に辿り着けると思う。

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気が向いたので、新聞に掲載されたセンター試験の問題を解いてみた。

日本史B、英語、国語の3科目。
7年ぶりのチャレンジ!結果は・・・



日本史B(100点満点) ・・・ 44点

ガクっ、
ひどい・・・。
暗記モノはこんなものか。
(7年前は94点)



英語(200点満点) ・・・ 161点

日本史の結果にかなり落胆したので、こちらは安堵。
得意科目と標榜していた英語で面目躍如だ。
但し、昔も苦手だった発音の問題は、全滅・・・。
(7年前は190点)



国語(200点満点) ・・・ 116点

あちゃー。これもやっちゃった。
特に古文がひどく、50点中5点。漢文も25点。
(7年前は190点)



結果分析。

歴史・古文で点数を落とすのは、
今このときを生きるビジネスマンならば、仕方がないか?
大学在学中の研究分野も現代事情にこだわった俺の関心は、
現代国語・現代英語の読解力をある程度維持してくれたんだろう。



関係ないけど、国語の現代文に掲載された批評の一説。

「ある情報が商品として高価に売れるのは、それを利用するひとが他のひととは異なったことが出来るようになるからであり、それはその情報の開発のためにどれほど多くの労働が投入されたかには無関係なのである。」
(岩井克人「資本主義と『人間』」より)

これ読んで、高校生はなんとなくわかったつもりでも、
実感して理解できるのは、きっと社会に出てからだろうな。

生産コストが料金に反映されないサービス業の効率性向上は、
難しく、だからこそ、21世紀の命題ともいわれている。
この難問に俺もチャレンジしたい。


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おれがよくチェックするファッションショップ。

nano universe
Lui's
bexist
ABAHOUSE
UNIVERSAL LANGUAGE
FRENCH CONNECTION (今春、日本より撤退!ToT)
H&M
RAGE BLUE
The Duffer of St. George
G-STAR RAW
JUNMEN

キレイめという共通項はありながら、割と幅がある。
というのは、
アパレルのバイトを辞めて以降、この4年の間に、
ファッションスタイルのバリエーションを増やそうとして、
割と色んな系統の店で、色んな系統の服を買ってるからだ。


参考にするファッション誌は、
Gainer~MEN'S JOKER~FINE BOYS~Street Jackあたりで、
適当な間隔を空けてそれぞれ読んでる。


基本、値下げされていない商品以外は買う気が起きない貧乏性。
セール時期は毎週買い物に繰り出すから超忙しい。


ちなみにスーツスタイルにおいては、まったくブランドを気にせず、
サイズと素材を最重要視して選ぶ。
ドレスシャツもアイロン不要の形態安定のみ。
それでも、ネクタイとメガネで個性を主張しまくっているのは、
仕事のときのオレを見ている人なら、ご存知のとおりです。

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ハイスクール・ミュージカルのDVDを観た。
1、2、劇場版と続き、劇場版は全米で特大ヒットしたシリーズ。

ティーン向けのミュージカル映画が全米で大ヒット、ということで、
アメリカにミュージカル文化が根付いていることを改めて認識する。

超イケメンのザック・エフロンを主人公に据えた、
恋愛あり、スポーツありの学園のドタバタもの。
受け入れられ方は「花より男子」みたいなものだろうか。

序盤、軽快な音楽で盛り上げて、
終盤はセンチメンタルに、いろんな悩みが吐露され、
ラストは予定調和的にハッピーエンドへ驀進する。

お決まりのパターンだけど、入り込めればテンションがあがる。
エンターテインメントの鉄板。

ちなみに、ザック・エフロンのスーパー好青年キャラに惹かれて観た、
彼の自作「17アゲイン」は、意外に秀作。
映画自体のストーリーアイデア、展開もよく、
彼も、その経験に期待される以上の演技を見せている。


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日生が事務職を営業現場に

このニュースは気になった。
昨年の出向先の企業でも大規模に試みられていた施策。

外回りの営業でなく販売や電話対応だとしても、
事務部→営業部の異動というのは、かなり強い抵抗がある。

「もうやっていけない」と絶望するには充分なほど。

このとき、人事が全員をフォローできないのが、
大企業が宿命的に抱える、弱点だと思う。

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高層ビルのエレベーターにひとりで乗ったとき、
つい楽しくて、子どもっぽいことをしてしまう。


ジャンプ!


下降中のエレベーターの中でジャンプしたら、
頭をぶつけるのかな?って考えたことあるよね?
あるいは、新幹線の中でジャンプしたらどうなるか?とか。

小さい頃ずっと疑問に思ってたけど、
ぶつける心配はない、っていうことを、
確か、慣性の法則で説明することはできるらしい。

普通のスピードで昇降するエレベーターではそれでいいけど、
実は高速で昇降する場合、ちょっとおもしろい。


ふわっと浮く、のだ。


チャンスは、高速で上昇しているエレベーターが、
乗降階に近づいて急にスピードを落とすタイミング、
または、エレベーターが下降を始め、急加速するタイミング。


急上昇するエレベーターの床に接地している身体は、
慣性の法則でそれ自体も急速に上昇している。
ところが上昇のスピードが急に落ちると、
身体には強い下向きの重力がかかり、上向きの慣性は弱まる。
その微妙なタイミングで接地を解いてあげると、
エレベーターの速度以上に強い慣性のみが身体に残り、
通常のジャンプ以上の滞空時間を実現できる、というわけ。
物理のことはわからないけど、理論的にはこんな感じかな。


ほんとに、浮く。
高層階へ直行するエレベーターなら、
途中の階で停まることがないので、適している。
ぜひお試しあれ。


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あけましておめでとうございます。

今年は22人に年賀状を送りました。
U社のBBさいたま支店宛にも送ってみたけど、どんなリアクションされるんだろう?
BBテレマは離れたのが最近過ぎて照れるので、送るのは控えました。


さて、新年の目標を立てよう!

過去の目標は・・・
2005年 「素直な自分を伝える」
2006年 「ドラスティックなマーケティング」
2007年 「今見える限界のさらに先を目指す」
2008年 「人を動かす」
2009年 「行動にこだわる。情熱を、放つ。」

昨年の目標を振り返ってみれば、まぁうまくいったかなと思う。
こだわりを持って行動し、それをブランディングすることについても、
2008年の反省から目指した情熱の解放についても、一定沿えた1年だった。

でも、こんな自己評価は甘い。
ということで、2010年のは目標はこれ。

「理想は高く。信念を語る。」

行動にこだわる段階から、成果にこだわる段階へ移ろう。
でも、成果にこだわるなんて言うけど、何をすればいい?
「成果重視」なら頭のスイッチ切り換えるだけで済むけど、
「成果増大」には行動のギアを変えないといけないよな。
相対的評価で自分の行動や成果に満足しがちなおれには、
絶対的評価を得ることへの欲が足りない。
そして、情熱を放射してオリジナリティをアピールするだけじゃなく、
情熱の中身を、相手のわかる言葉で表現できるようにもなりたい。


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