土庄港周辺なら生活インフラもしっかり整っている一方で、
島全体を見渡すといくつもの観光資源を兼ね備えていて、
ふらっと遊びにいっても、プラン立ててゆっくり過ごしても楽しめそう。
12月にJetStarの成田-高松便が就航したので、またそのうち行きたいなぁ。
前回の訪問中、現地のアートグループ「MeiPAM」の拠点となっているギャラリーに
立ち寄ると、スタッフの女性が
「今日はもう閉めちゃうんです。イベントがあるのでよかったら来てください!」
と言うので行ってみることにしたのが、
ノルウェー出身のパフォーマー、カタリーナ・ヘンリクセンさんが
砂浜で行ったアーティスト・イン・レジデンスの修了公演でした。
場所は、干潮時だけ向こうの島まで歩いて渡れるようになる「エンジェル・ロード」。
観光ガイドでは恋人たちのスポットのように書かれていたので、行くつもりはなかったんだけど。
彼女は、本島側の砂浜からゆっくりと、ゆっくりと体を動かして、
時にはうずくまったり時には跳ねたりしながら「エンジェル・ロード」の奥のほうへ進んでいきました。
公演の時間は17時30分からだったので、空はどんどん暗くなっていきます。
その、少しずつ夜に近づく空と、穏やかな海と、
ゆっくりと何かを表現しようとする彼女のダンスが、
すごく自然に僕の思考に溶け込んでいく感じ。
もらった案内によると、作品名は「開かれた海」で、
キャプションとして彼女による一編の詩が寄せられていました。
海を前に生活するのって、
海とどうやって関わりを持つか、ということなんでしょうね。