10月2日、スポデーでは日中打ち込みをやる日だったが、
俺は集中授業の大衆文化論に出るか、
タイトルにあるイベントに行くか最後まで悩み、
結局さいたま新都心まで車で行って、
この「学生まちづくり学会2004」に出席した。


集会の概要は、まちづくりに参加している学生(学生団体ではない)の
パネリストたちが自らの活動を報告し、また「活動を続けること」について考える、
といった内容だったと思う。

パネリストの事例は、一橋大の商店街活性化、
福井大の雑木林有効活用、市立高崎経済大の中心市街地活性化、
聖学院大(上尾)の地域コミュニティ活動活性化の4つ。


興味深かったのは、一橋大の事例以外は全て
大学の研究室を母体とした活動であるということだ。
(一橋大の事例の場合も、発端は講義での実習だった)
しかも、聖学院大の事例では、ブレインは教授陣らしい。

コーディネーターを務めた麻布大の教授の認識でも、
そういった形が「学生がまちづくりに参加する」場合の主流らしかった。

筑波大でも社工ではそういう授業はあるが、あくまでその枠内の話。
むしろC4、ぐっぴぃなど大学と関係の無い学生団体が活躍しているっぽい。
これもつくばと筑波大の特質だろう。

つくば市と大学の間でよく口に出される「知識の地域還元」は、
他の大学ではあまり引き合いに出されていないようだった。


集会終了後、C4の石井さんに声をかけられた。
俺にとってはまだ良くわからない活動をしている彼と、
初めてまともな会話を交わした。


現在「イベントづくり」にひたすら手を出してる俺だが、
そのうち「まちづくり」にも手を出していきたい。