人に影響を与えること


僕が今の会社に入るきっかけをつくった方のブログです。


そんな方が、一企業の採用担当者として、
「人に影響を与える」ことについて考えを書かれています。

就職活動をする学生と話していると、
「人に影響を与えられるようになりたい」という目標を掲げる人が多い、
ということなんですが、、、

かくいう僕もそうでした。
今でも変わりませんが。



けれど、そんなことはいつだって誰にだってできる、と、
そういう甘い考えを斬っています。

相手と異なる経験をしていれば、
相手よりも長くこの世界で暮らしていれば、
相手に何らかの気づきを与えることは、
むしろ最低限できることなんじゃない?というのです。


□だれに
□どうやって
□どんな影響を
□なんのために
   与えたいのか?


今の僕には、これらのことを明確にしてしまう覚悟はありません。


やる気を失くした目の前の友人に影響を与えればそれでいいのか、
社会の大衆に対して影響を与えることを本気で目指すのか、

会話で?表情で?仕事の成果で?システマチックに?
どんなコミュニケーション手段で影響を与えようと考えているのか、

伝えたいと思っている、自分の中にある価値って何?
ポジティブネス?正義?感性?サービス?

そもそも、その影響を与えることって、どんな意味があることなのか?
自己満足ではない価値がそこにあるのか?これがいちばん大事。




人材系・教育系・広告系の会社を志望する学生に
「人に影響を与える」ことを目標に掲げる人が多いと僕は感じます。

でも、メーカーでも金融でも建設でも小売でも商社でも、
人に影響を与えることはできるし、
それがビジネスパーソンとしての義務だと思います。


人に影響を与えずに生きるなんて無価値なこと、許されないだろうし、
僕はいのちあるかぎり、その質と量を追い求めたいと思います。



少なくとも、このブログの記事を書いたKさんが僕にしたように、
相手の人生を巻き込むようなハッとするような気づきを
与えられるようになりたいと、思っています。