友人たちのブログやmixiの日記を読んでいて、ふと気づいた。

比較すると、オレはあまりシゴトの事をブログに書いていない。


勿論、12月までの部署では、個人顧客の機微情報に触れる仕事柄、
仕事の内容を不用意にブログに書くことは避けてきたのだけれど。

特に、仕事上の不満や人間関係のことはどうやら書いたことがない。

仕事上の不満を、意識的に書かなようにしていた訳じゃないけど、
たぶんその理由は2つだ。


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仕事に夢を見させるキャリアコンサルタントであるからには、
希望を持ったビジネスパーソンであることを強調すべきだと思った


いや、ホントに仕事は楽しかった。すんごく。
でも、世の中の標準と比較すれば過酷な状況で働いているのも
きっと事実なので、シゴトの状況をつぶさに記述していくと、
必要のない心配をされかねないから。


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単純に、不満をストレスに感じない得な性格なだけ

うまくいかないことに関して、「ま、そういうもんかもね。
どうしても変える必要があるなら、
改善のために行動すればいいじゃん。」
という超ポジティブシンキングなだけだろうね。

やれ上司とウマが合わないだの、仕事が自分に向いてないだの、
残業が多いだの、皆さんいろいろ不満はおありでしょう。

不満を持つことはとても重要。
幸せのバーが異常に低い自分にとっては、不満に対する危機感が足りない。
危機感を持って行動することが、当面のオレの課題なんだな。



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今抱えている仕事上の問題、試しに書いてみよう。
書こうとしてもどうしても抽象的な話になるのが、
自分の悪いクセだけど、そのまま書く。


半年間、割とキツめの、会社のフロントにいた。
(でも正直、もっとキツいのを想像していたので意外に拍子抜け)
在籍していたときは、日々得るものばかりで充実していた、
と思っていたけれど、異動して、
そこで失ったことがあることに気づいた。


思考する習慣
(かなりこれはイタいぞ)


従順であることに慣れかけていたんだ。

時間的に全く余裕のない状況下では、自分で考えるより
先輩の指示に従う方が遥かに業務効率がよく、実績も出せる。
マネージャーの言う通りに行動して、
それがうまくいけばみんなにとっていいことだし、
うまくいかなければマネージャーが責任を取ってくれる。
(そんな風には考えていなかったけど、安心感があった)

考え抜くことが優先されない環境で、
ただでさえ要領の悪いオレは、考える時間をいかに省くかという、
非常に危険な取り組みをしていたと思う。
システム化は良いことだけれど、
スタンスや意思がなければただの荷物だ。


だから、今自分が担当しているシゴトは、
そんなに強く関心を持てないのがツラいところではあるけれど、
常に考えることを第一に求められるという点では、
今自分が鍛えるべきビジネススキルを鍛えることができるものだと思う。


顧客との接点がないので、まるで無味乾燥な業務。
だから、自分で目標設定をするようになったし、
(今月の目標は残業時間30時間以内。達成がやや難しい状況…。)
この業務をこう片付ける、という積極的な決断もするようになった。
(有休を取って京都に行くというのも、立派な決断だ。)



コギトエルゴスムだ。