君はなかなか僕の方を向いてくれない


僕がもう少し大きくなったら
君の明るい笑顔を見つめていられるのに

君がこっちを向く頃には
僕はもう眠くなってしまうんだ



不安な夜を迎えたときに
君の横顔を見つけると

その輝きとおおらかさに救われるんだ
だんだん大きくなる君が頼もしくて

僕もやれる って思えるんだ






群青に染まる空の ずっと高いところで
凛々しい横顔を見せて佇んでいる 上弦の月