ラフォーレ原宿で先週末まで開催されていた忌野清志郎の個展に行ってきた。


忌野清志郎というミュージシャンについて、これまではほとんど何も知らなかった。
昔流行ったらしい変なロック歌手ぐらいにしか思ってなかった。

ところが、ポスター、絵画、イラストなどの展示、映像上映から、
すごく魅力のある人だということが伝わってきた。

奇抜な衣装のバックグラウンドにはもちろん当代の文化的醸成もあると思うけど、
マンガからの影響もあることがわかって、親近感も湧いたし、
彼なりの価値観でポップなものを追求するストイックさも感じ取れた。


映像上映で観た「トランジスタ・ラジオ」というライブセッションが、最高。
オーディエンスを魅了するポップなメロディと、
情熱がほとばしるように放たれる歌。
それだけで、彼のファンになってしまうのには充分だった。