気になる。

非常に、気になる。

この言葉を聞くと耳に障る。

そんなおれは、日本語原理主義ですか。




その言葉とは、「なるほどですね」。




入社したての頃、同期が使っていたのを聞いたのが最初。
あのとき感じた違和感は今も続いているし、
テレマの部署にいると、毎日のように耳にする言葉だ。


新人のときに、先輩に対して「なるほど」と言って怒られたことがある。
確かに、「なるほど」は対等な立場の相手に使うのは良いが、
目上の相手に対して使うと、敬意の欠如と受け取られかねない。


だからといって、丁寧に言っているつもりなのだろうか。
感嘆詞「なるほど」の後ろに助動詞「です」と助詞「ね」がついて、
どうやら上司やお客様への共感を示すときに用いられているようだけど、
そもそも、感嘆詞の後ろに「です」がつくのってオカシくないか?



「教えて!goo」で検索すると、
結論としてこの新語を認めないものもあれば、認めているものもある。
世間に受け入れられる過渡期的状況ということだろうか。



「なるほどですね」って正しい日本語ですか?

「なるほどですね」って正しい日本語?

「なるほど」という言葉の使い方について

「なるほどですね」の国語的解釈



みんなは、どう思う?
おれはこの言葉、「話させていただきます」と同様、使う気になれません。



-