鉄道の人身事故で、3時間かけて家に辿り着いたその夜、
テレビをつけたらやってた「朝まで生テレビ」がおもしろくて、
疲れてたのに、3時半ぐらいまで観てしまった。


テーマは「若者に未来はあるか?」



印象に残ったのは
「利益と負担の関係が見えないと、政権交代しても意味がない。」
という言葉。

「△△の予算を削減します。」「××手当を支給します。」
そんな耳障りの良い言葉だけ並べても、正しいのか判断できないって。
どんな利益を得るために、どんな負担を受け容れるのか。
それを提示されないと、政権選択なんてただの人気投票だ。



あと、雇用流動化について。
その前提は、失業しても生きていける社会でなければならないということ。

もし、転職で失敗してもちゃんと暮らしていける、と思えるなら、
もっといろいろチャレンジしたいと俺は思う。
積極的に派遣就業やワークシェアリングを選択する人も増え、
景気の波に弾力的に対応できる社会になると思う。



最後に、気になったこと。
一流企業はローリスクハイリターン、ベンチャーはハイリスクローリターン。
そう見られているから、優秀な人は一流企業へ、行けない人はベンチャーへ流れる。
だから、日本のベンチャーには優秀な人が少ない、という話。

細かく言えば、一流企業は「ミドルリスクミドルリターン」だと
学生の間では考えられていると思うけど、それは置いておいて。
結局成功するベンチャーのほとんどは、一流企業で実績を積んでから起業した、
一流大学卒の人の会社なのだということは、確率論で言えば当然だろう。
じゃなきゃ、大学なんて就職パスポート発行窓口としての価値しかない。


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