BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

カテゴリ: 音楽

4月29日のライブレポ。
カルチャーがクロスしていく瞬間を楽しめた。

RE: form Jazz サウンド・オブ・ギグメンタ2014


イベント概要はこんな感じ

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『RE: form Jazz』

ジャズメンとビートマエストロたちの供宴!

且つて最先端の音楽であったジャズ。既に歴史化されて久しいこの音楽を、現在の文脈において”使える”サウンドに再構築していく試みを行う。

まずは菊地成孔率いるスペシャルバンドが、ジャズの生演奏を披露。続いて、それらのジャズ音源を素材に、ビートメーカーたちにリアルタイムでビートメイキングを行ってもらう。制作時間はわずか90分。記録されたジャズに対しては、あらゆる解釈が許される。果たしてどのようなビートが再生成されていくか?今、ここでしか生まれ得ない現在進行系の音楽としてジャズがRE:formされていくプロセスを目撃してほしい。

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タイムテーブルとしては、ジャズバンドのライブが1時間→DJタイム→批評家トーク→トラック披露の順。
お客さんの入りも盛況で、入口あたりに人がたまって動けなさそうな状態でした。


菊地さんは超有名ですが、ライブは初見。
そのライブで垂涎モノだったのは終盤の7拍子の曲。7拍子って!すごかったほんとに。
細胞がうねったとでも言えばいいかね。

ライブ後に思ったのはこんなこと。






前々からDTMはちょっとやってみたいなって思ってて、
10人以上のDJがビートメイキングする様子を観察(笑)できたのがおもしろくて!

成果物については、使いやすい素材は被ったりもしたけど、やっぱり料理だなと。
味付けによって全然違う味わいになるのね。
うどんもあったかいのと冷やしのとで感じるものが断然に異なるけど、
サンプリングも、クールにしたりホットにしたりと自由自在。
自身が得意とするのではないような雰囲気に仕上げたチャレンジングなDJも複数いて、
そういう「暗黙のルール」や「スタンダード」を突き破ることこそが称賛される雰囲気が素敵。

ジャズにますますハマりそうになるイベントでした。


 

書きかけの記事を1年も放置してた・・・。
もう完成させられる記憶も気力もないのでうpさせていただく。



◆GFB'12 つくばロックフェス(豊里ゆかりの森)
前年に続き参戦。会場がコンパクトでステージも1つしかない、ゆるーく楽しめるフェス。
それでいてブッキングが繊細で個性的。大好き。

































◆川本真琴 風流銀河girl(渋谷CLUB QUATTRO)



Togetterまとめもあるみたい。

川本真琴ワンマンライブ「風流銀河girl」in渋谷クアトロまとめ


◆LIQUIDROOM 8th ANNIVERSARY presents “UNDER THE INFLUENCE”「bonobos × toe」
友人が仕事で行けなくなったというのでチケット譲ってもらった。






“UNDER THE INFLUENCE”「bonobos × toe」


◆LIQUIDROOM 8th ANNIVERSARY 蓮沼執太フィル/ジム・オルークとレッドゼツリン
蓮沼フィルのライブに行ったのは約1年ぶり。
このライブからラッパーの環ROYが参加。蓮沼さんも環ROYくんも好きなんだけど、
組み合わせが意外すぎて、開演前なぜか俺めっちゃそわそわしてた(笑)
ジム・オルークはおちゃめでかっこよかったけど、この頃めっちゃ忙しくて睡眠不足で、
音が気持ちよいのもあって、立ったまま寝てた(笑)

蓮沼執太フィル/ジム・オルークとレッドゼツリン


◆テーマソング vol.2(四谷天窓)
友人のアコースティックライブ。確か彼の結婚を間近に控えたタイミングだったっけ。
観たのは2度目なんだけど、前回より上手くなってて、
忙しい仕事の合間に時間を見つけて練習してたんだろうなって。すごいや。


◆neutralnation 2012(STUDIO COAST)


◆THIS IS PANIC ワンマン(赤坂BLITZ)


◆安室奈美恵 TOUR 2012 ~20th Anniversary Best~(東京ドーム)



音楽以外の「ライブ」についても。

◆南越谷阿波踊り
自宅から近いんだけど、実はこの巨大イベントの存在を知ったのはつい最近。
ちょっと時間が作れたので1時間弱くらい会場(ストリート)に行ってみた。
阿波踊りがこんなに盛り上がる理由がわかった気がする。

南越谷阿波踊り


◆快快 「りんご」


◆ダンストリエンナーレトーキョー
ASIA FOCUS
シロクロ


2012年はこれまでで最も多くのライブに行った年になった。
ちょっと振り返ってみるよ!

◆MOT美術館講座第45回 蓮沼執太フィル・公開リハーサル(東京都現代美術館)
リーダーの蓮沼くんがこの美術館に期間限定で出展されていたパヴィリオンの音楽を担当していて、たぶんそこから半ば必然的に企画されたフィルの公開リハーサル。「れんしゅうをみせることは、かっこわるいことか?」みたいなメッセージが入ったポスターがあったと思う。
友人4人でほかの企画展に行ったついでに鑑賞。




◆KIDZ NIGHT x CLUB SNOOZER(代官山UNIT)
80KIDZはこれが初見。ファンの年齢層ちょっとおれより若いんだよね。
後輩と行った。
110120_kidznight_top300_aritst_photo




◆七尾旅人 百人組手 vol.3(赤坂BLITZ)
このイヴェントは面白かった。公式webサイトのスタッフによる説明では「原則としては、各アクトの持ち曲演奏⇒七尾VSアクトのガチンコ即興セッション、という流れで進行しますが、驚きの飛び入りゲストも登場したりと、当日、その瞬間まで、何が起きるかわからない、現場で体感するしかないイベントです。」とあるけど、うん、そのまんま。てか、飴屋法水さんのインパクトが強すぎて、その時見たものをまだ鮮明に覚えてる。
ひとりで行った。


出演者はこんな感じ⇓
Ψ人生おかわりΨ


◆HARVARD ONE MAN LIVE(原宿ASTRO HALL)
ひとりで行った。
0210_FLYER_OMOTE





◆三浦大知 DM(横浜BLITZ)
友人が一緒に行く相手を探してたので乗ってみた。ほとんど知らない曲だったんだけど、わぁ盛り上がるわ盛り上がるわ。完全にファンになった。カッコ良すぎ。日本語の歌唱とダンスをこのレベルでやってくれるパフォーマーとしては唯一無二でしょう。
DAICHI MIURA Official Website



◆T.M.R. LIVE REVOLUTION'12 -15TH ANNIVERSARY FINAL-(国立代々木競技場第一体育館)
これも友人から誘われて。ライブ当日にチケット1枚余っていると電話があって。しかもアリーナ最前列(笑)
おれの好きな曲1番手「LIGHT MY FIRE」と2番手「HEART OF SWORD」がラストを飾るとか誰得・・・
ブレイク前の曲「夢の雫」が圧巻だった。




◆ROCKS TOKYO 2012
実はこれが大規模フェス初参戦。いちおう職場の後輩と話し合わせたんだけど、結局サカナクション以外は別行動だったな。晴れてて気持ちよかった。
参考:タイムテーブル



◆THIS IS 節目-タカキHDR卒業&新生ディスパニ披露パーティー-(Shibuya O-nest)
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◆New Action! Vol.37
はがきサイズの告知チラシがなんか引っかかって、とりあえず出演者のYouTubeをざっとチェックしたくらいで、予備知識もほとんどない状態でひとりで行ったマンスリーイヴェント。
主宰の星原くんは、友人の(妹の)知り合いだったらしく、翌月フェスの会場で虫除けスプレーを貸した。びっくりした。
New Action! Official Website


下半期に続く(いつ書けるかな・・・)

先週末、ロックバンド「ANIMA」の2ndアルバムrelease partyに行ってきた。

HEADZのロック秘蔵っ子「ANIMA」が益子樹全面プロデュースの2ndアルバム


いやー、楽しんだぁぁぁ!楽しいぃぃぃ!ファン!!ラブ!!!
思いっきり揺れてきたぜ。

詞の世界観もサウンドもヴォーカルの歌い方も、ちょっと変わってるんでね、
マジョリティに受け容れられるかどうかはわからないけれど、
所々軟弱だったり、と思えばひたすらハイテンションなプレイをしたり、
CD聞いて予想してたのとは異なるライブパフォーマンスに大満足。
印象が強すぎて、「BLUE BANANA」がまだ頭の中めぐってる。


実は、ANIMAのヴォーカルである小島ケイタニーラブさん(@keitaney)は、
オレがTwitterを始めたきっかけになった方で、
最初に相互フォローしていただいた方でもある。

小島ケイタニーラブさんは、昨年の2月に新宿タワレコで行われた
蓮沼執太さんのタワレコインストアライブに、ゲストとして出演していた。
今回のライブでも演奏した「しごとのうた」という歌の自作詞がいいなあと思ったので、
そのとき渡されたビラに載っていたTwitterのIDを検索してみたのが最初。


出演者陣のうち、オレ自身のお目当ては「蓮沼執太チーム」だったんだけどね。
震災でキャンセルになった公園の振替で彼らの出演が決まっていなかったら、
ANIMAのおもしろさにも気づけなかったと思うと、予定を調整して参加を決めてくれた
蓮沼執太チームの皆さんにありがとー!って言いたい。

そうそう、もう1つの出演バンド「THIS IS PANIC」というトンデモナイ人たちが、
これまたとことん風変わりで、こちらはかなり笑わせてもらった。
ベースとドラムが演奏を放ってメンバー4人で円陣組みながら歌ったり、
特に楽器も持たず専らダンスに専念している人の衣装が、まさかと思うほど笑えたり。
丁寧に笑いを科学してステージの順序や転換の繋ぎが組まれている事もすごい。
もちろんそれって難易度がとても高くて、完成度が低い状態であることは否定しない。
危うくCDまで買いそうになったけど、CDではただのウザい音楽でしかないとも思うし、
彼らの真骨頂がライブであることは確実なので、また彼らのライブに行くことを
心に誓って、CDを買うのはやめておいた。




つかさに誘われて、APOGEEのボーカル永野亮さんのソロライブに行ったのですが、これは僕にとって人生で2度目の、プロのミュージシャンによる有料ライブの体験でした。意外に思われる方もいるかもしれませんが、僕はかなりのMusicaholicを自認しているにもかかわらず、誘われる以外でライブに行った事はありませんでした。理由の1つ目は、チケットを取る煩わしさ。2つ目は、以前の僕は極度のパッケージ主義あるいは音源主義で、レコーディングのOKテイクさえ聴ければよいというスタンスでしたし、ミュージシャンが考え抜いた曲順で聴きたいと考えていました。そして3つ目、これは今となっては先入観でしかなかったのですが、ライブは燃え尽きるもの、そして疲れる、ということ。この思い込みは、僕が人生で初めて行ったプロのライブが、スーパーカーの解散ラストライブ(MCなしの21曲!)だったことに起因します。あんなに心揺さぶられ寂寥と幸福に包まれるライブは金輪際経験できないと思うし、あのライブの恍惚は、数年後にこれまた初めてクラブに誘われて行った時まで、僕の中の音楽ライブ体験の欠落をカバーしていたのも事実なのです。


永野亮さんのライブは、渋谷道玄坂のライブバーでシーティングで催されたもので、バンド編成とはいえ燃え尽きるようなものではなく、少しwetな永野さんのポップな歌を聴いてとてもリラックスできるものでした。終わったときには、こんなに楽しい時間を諦め続けてきた後悔とともに、もっと他のライブにも行きたいという強い思いでいてもたってもいられなくなり、帰りの電車の中でライブ情報を調べ始めました。ライブに行かなかった理由の2つ目と3つ目は解消されていて、残るのは1つ目のチケットの問題のみ。そこで、ソールドアウトになりにくいライブイベントのチケットに照準を絞ります。次の日に「予約」という形で参加を申し込んだのが、今年2月に新宿タワレコでインストアライブを観て好きになった、蓮沼執太さん主催のライブイベント「音楽からとんでみる2」でした。



初めて自分で申し込んで行ったライブ。場所は六本木superdeluxe。にせんねんもんだいの激しいリズムとサウンド、サンガツの刺激的な実験ライブ、木下さんの濁りのない歌、そして蓮沼執太チーム。蓮沼執太チームの音楽は本当に好きで、どこが好きかと聞かれるとギターの音色とか豊かなリズム隊とか蓮沼さんの声とかいろいろ挙げられるのですが、どんな言葉を使えば説得力があるのか未だにわからず、tdswordsworksなんてHNを名乗っておきながら恥ずかしい限りです。僕にとって、ライブ鑑賞を新たに加えた音楽フリークの季節の始まりを祝福するような、楽しさと高揚感に包まれたライブイベントになりました。

TOP3はほぼ同じくらい気に入っています。
感覚に近い部分で決めたけど、1位が2,3位と比べて優れているとすれば、
どんなシチュエーションで聞いても状況とミスマッチにならないことかな。

1.THIS IS MY SHIT / 80kids
2.andymori / andymori
3.シンシロ / サカナクション
4.Another Side of Agenda / Re-Trick
5.VEGAS96 / Starboard


それぞれの作品へのレビューはコチラ。
2009年に購入した音楽CD TOP5


川本真琴9年ぶりソロ「音楽の世界へようこそ」で完全復活 - natalie


”川本真琴が、セルフプロデュースによる3rdソロアルバム
「音楽の世界へようこそ」を2010年2月19日にリリースすることが決定した。”



ほんとうぅぅに、待ち焦がれました。


みなさん彼女の2ndアルバムを聴いてください。
僕はそれで打ちのめされ、虜になりました。
数年前の当時、既に彼女の活動の沙汰は少なかったのですが、
いつかこうしてソロ作品が出ることは、信じてました。


「1/2」や「桜」の奔放なコード進行と歌詞、ロリな歌声は、
今も強烈に記憶に残っているんじゃないでしょうか?
その衝撃波の威力こそ、彼女が天才たる証です。


9年の間に表現をどう変えてきたのかよくわかりませんが、
また打ちのめしてくれることを期待せずにいられません!

あと100日超、渇いた日々が続きます。

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少し前の休日、イオンレイクタウンへ
藤澤ノリマサのミニライブを観に行った!



彼について過去に書いたブログ記事はこちら






すげぇぇぇ!オペラを生で聴くと鳥肌立つんだ!

観た、というよりも、感じた、という方が正しいと思う。
音楽を、歌を、五感で聴くっていう感じ。



癒し、あるいは高潔さじゃない、
ワクワクするような感情が伴う声楽。



単純にポップ音楽もクラシックも好きでどっちも諦められなかったからと
彼はどこかで語っていたけれど、

ジャンルのフロンティアを開拓するのは大変。


応援していきたいミュージシャンだ。




藤澤ノリマサ オフィシャルウェブサイト

ラフォーレ原宿で先週末まで開催されていた忌野清志郎の個展に行ってきた。


忌野清志郎というミュージシャンについて、これまではほとんど何も知らなかった。
昔流行ったらしい変なロック歌手ぐらいにしか思ってなかった。

ところが、ポスター、絵画、イラストなどの展示、映像上映から、
すごく魅力のある人だということが伝わってきた。

奇抜な衣装のバックグラウンドにはもちろん当代の文化的醸成もあると思うけど、
マンガからの影響もあることがわかって、親近感も湧いたし、
彼なりの価値観でポップなものを追求するストイックさも感じ取れた。


映像上映で観た「トランジスタ・ラジオ」というライブセッションが、最高。
オーディエンスを魅了するポップなメロディと、
情熱がほとばしるように放たれる歌。
それだけで、彼のファンになってしまうのには充分だった。

松本隆さんの歌詞をちょっと拝借。
このフレーズが大好きなんです。



不意に ほどけかけた ビキニの紐
直してって 焦げた背中 指が照れる



すごいと思いませんか?
ビキニの紐がほどけかけるってシチュエーションで充分なのに、
「焦げた背中」に触れる「指が照れる」という生々しい表現。
ほんとに触れてる感覚を想起させ、ちょっとゾクっとして頬が赤らみます。

夏が来ると思い出すこの曲。
夏の唄はいいなぁ。

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