BLOG by tdswordsworks

ACTIVATE MY MIND. Still Feb 4th 2004 -twitterに書ききれない雑感など-

カテゴリ: 文化・芸術・都市

集中授業「東京の都市学」で、昨日と今日、東京に行ってきた。
1日目は、青山を歩く。
ハイセンスな建築群を、地図とガイドブックをたよりに見て回った。
気に入った建築のひとつが、外苑西通り沿いにある「塔の家」。
とてつもなく狭い土地にある、どうしても東京に住むんだという意思を体現する住宅。
不思議な雰囲気を出していた。
他にも表参道を中心に個性ある建築がいっぱい。
UNITED ARROWSの異様なファサードにはしゃいだ。

2日目午前は日本橋の東京証券取引所を見学。
あのくるくるまわる電光表示も間近で見た。
余剰のカネを、不足する企業へ流す、まさに日本経済の心臓。
株が世界を動かすという言説に納得した。

午後は江戸東京博物館で自由行動。
俺はひとりで東京ゾーンを中心にじっくり見て回った。
この博物館は単なる地域研究ではなく、
江戸東京学という学際的な学問を扱う新しいタイプの博物館である、
という学芸員の話は、俺がこの授業を取る意義を明快に肯定するもので、
とても印章的だった。

いい勉強になった。
これから、明日正午提出期限のレポート
「場所、風景、空間をキーワードに自由に論じなさい」を仕上げに図書館へ。
最近、授業でやってることがちゃんと関心に結び付くからうれしい。
都市を扱う研究者として、あと2年間やっていけることに感謝。

追記:11時間も自由駐車場に停めてたのにシール貼られなかった!
ライサンの怠慢!

Tokyo graffitiという雑誌がおもしろい!
先月の創刊2号、おととい発売の3号を買ったが、ハマってしまった。
ローカルスタイルファッション、家族写真、街の声、・・・。
東京に暮らす人たちの生活や夢を切り取った、盛りだくさんの記事。
『H』の取材対象が一般人になったといえばわかりやすいかな。
こんな雑誌を待っていた!
俺が知りたかった東京の姿だ。
やっぱり東京っていうのはこういう街だ。
俺の研究意欲を掻き立てる。
若い編集体制から詰めの甘さも残るけど、
こんな雑誌を創刊してくれたことに感謝したい。
友朋堂には置いてなかった。LALAガーデンのくまざわ書店で購入。

レポートに追われてる身だっていうのに、最近更新多いな。
PCに対峙してる時間が長いからな。

AOKIでシャツとネクタイを買った。
ネクタイは1本しか持ってなかったが
別にすぐ必要なわけじゃなく、なんとなく。
コーディネイトもあんま考えなかった。

部屋に帰って試着。ご満悦。
ネクタイを私服で着てみたい。
今度東京行ったらそういうネクタイ買いたいな。

クリスマスが早足で近づく。
ツリーの壁紙に向かい、
エンヤやセリーヌ・ディオンのクリスマスアルバムを聞きながら、
アテネ五輪原点回帰のレポートはなかなか進まない。

10月2日、スポデーでは日中打ち込みをやる日だったが、
俺は集中授業の大衆文化論に出るか、
タイトルにあるイベントに行くか最後まで悩み、
結局さいたま新都心まで車で行って、
この「学生まちづくり学会2004」に出席した。


集会の概要は、まちづくりに参加している学生(学生団体ではない)の
パネリストたちが自らの活動を報告し、また「活動を続けること」について考える、
といった内容だったと思う。

パネリストの事例は、一橋大の商店街活性化、
福井大の雑木林有効活用、市立高崎経済大の中心市街地活性化、
聖学院大(上尾)の地域コミュニティ活動活性化の4つ。


興味深かったのは、一橋大の事例以外は全て
大学の研究室を母体とした活動であるということだ。
(一橋大の事例の場合も、発端は講義での実習だった)
しかも、聖学院大の事例では、ブレインは教授陣らしい。

コーディネーターを務めた麻布大の教授の認識でも、
そういった形が「学生がまちづくりに参加する」場合の主流らしかった。

筑波大でも社工ではそういう授業はあるが、あくまでその枠内の話。
むしろC4、ぐっぴぃなど大学と関係の無い学生団体が活躍しているっぽい。
これもつくばと筑波大の特質だろう。

つくば市と大学の間でよく口に出される「知識の地域還元」は、
他の大学ではあまり引き合いに出されていないようだった。


集会終了後、C4の石井さんに声をかけられた。
俺にとってはまだ良くわからない活動をしている彼と、
初めてまともな会話を交わした。


現在「イベントづくり」にひたすら手を出してる俺だが、
そのうち「まちづくり」にも手を出していきたい。



高校の友達、松じゅんと東京に行った。
きっかけは俺が脱筑したいと思って松じゅんにメールして遊びを持ちかけたことだった。

せんげん台駅ホームの南端で待ち合わせ。
最初の目的地は六本木ヒルズ!

けど、松じゅんが新型車両を気に入ってしまい、大手町まで乗り換えずに行った。
千代田線で日比谷まで行き、おなじみ日比谷線で六本木に到着。

改札を抜けると、「メトロハット」と呼ばれる円筒型の吹き抜けがあった。
ガイドパンフレットを手にしたら、その円筒に立てかかる形のエスカレーターで地上へ。
すると森タワーがその姿を現す。

テレ朝新社屋に行くと、あたしんちサブレとかドラえもんの人形焼とかが売ってた。

フードマガジンっていう食料品店ではスイスのチョコを買った。
他には・・・何も買ってない。ショッピングが目的じゃなかったし。

ウィンドウに贅沢に真っ白なタオルを数点並べていた
「タッチ」というショップの雰囲気が気に入った。

ソフィスティケイティドな気分を味わったら、
次は天下の博多ラーメン屋「一蘭」に行く。
「この一滴が最高の喜びです」。

そして散歩がてら六本木一丁目駅へと歩く。
途中、ドン・キホーテを発見して店内を探索。
それから大中という中国雑貨の店に寄る。
さらには、うわさの重層ガソリンスタンドを発見!
一階が一般道、二階が首都高に面して店を構えているというガソリンスタンド。
「メイド・イン・トーキョー」という本に載ってて一度見てみたいと思ってたのを、
今回思いがけず発見してしまったのです。


南北線で飯田橋へ。
のりもの倶楽部が市ヶ谷に転居のための閉店セールをやってるということで、
松じゅんについて行った。
松じゅんは、東武東上線の行先表示板のレプリカみたいなものを買ってた。


都営大江戸線で上野御徒町へ。
目的は通い慣れたアメ横。ぶらっと歩いて上野駅でお別れ。

田中達也ってイライジャ・ウッドに似てるよね。

つくばエクスプレスの開通を来年秋に控え、沿線各地区の開発・再開発の計画が進んでいる。

秋葉原まで最短45分!そんなつくばエクスプレスが開通したら・・・
 ?つくばが東京のベッドタウンになる
 ?「公務員家庭の文化」が崩れ、街のニーズそのものが変化する
 ?西武百貨店は減収必至?
筑波大学として気になるのは・・・
 ?筑波大学に東京からの通学・通勤者が増える
 ?東京圏の大学との交流が盛んになる
 ?学生の就職活動がかなり楽になる

つくばエクスプレスの開通は一大事だ。
鉄道のない20万人都市つくばに、東京へ気軽にアクセスできる道が開ける。
人の流れは変わる。
順調に発展してきた計画都市が、その計画をコントロールできなくなるほどの嵐にさらされる。
大きく成長する産業もあれば、大打撃を受ける企業もあるだろう。
この変革を乗り越えて、つくばは素敵な街になれるだろうか。

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